メリー殺しマス (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ソ 1-6)
メリー殺しマス (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ソ 1-6) / 感想・レビュー
雪紫
クリスマスが近いのか周囲がヒャッハーしまくりで犯罪多発。殺人多発地帯の<海の上のカムデン>ですら例外はなくきよしこの夜(歌ってたら)ツリーの下で遺体を発見。調べて行くごとに被害者も遺族も金の亡者過ぎてロクでもないがいつも以上にアンジェラの暴走が・・・やり過ぎで命の危機起き過ぎいいぃぃ! もはや事件や犯人が吹っ飛ぶほど。犯罪行かないだけでアンジェラも立派なヒャッハーです。クリスマスやその準備はとってもにぎやかに。むしろ事件よりそっちのやり取りが面白かった。
2022/07/30
ケロリーヌ@ベルばら同盟
カリフォルニアに12月がやって来た。サンディエゴの北部に建つ、かつてのセレブ御用達高級リゾートホテルを改装した、高級老人ホーム〈海の上のカムデン〉でも、クリスマスの飾り付けが、生ぬるい風に揺れ、ロビーでは連日様々な催しが繰り広げられる。大ツリーの下で、少年少女聖歌隊が、入居者女性の死体を発見。海軍提督未亡人の、キャレドニアとアンジェラは、大好きなマーティネス警部補のために、張り切ってお手伝いに乗り出す。キュートなおばあちゃんたちの大活躍。読者も豪華で、腕の良いシェフがいるホームで、優雅に老後を送るのが夢。
2021/12/24
TSUBASA
クリスマスツリーの下には死体が埋まっている。毎年代わり映えのしないクリスマス近づく高級老人ホーム。そこを訪れた少年合唱団の子どもが大きなモミの木の下に転がっている死体を発見する(埋まってはいなかった)。事故の可能性もある中、探偵気取りの凸凹婆さんコンビが他殺と決めつけ、ホームの人々に事情聴取を始める。完全にタイトル買いだったけどシリーズものだったわこれ。迷探偵婆さんが突っ走るし、ご老体どもはとりとめもない供述が多いしで真剣に推理するというより、ただコメディとして読んでた。
2017/12/24
おか
高級老人ホーム〈海の上のカムデン〉シリーズ6弾。今 ニュースでも話題になってたいる鳥に餌をやり 近所に迷惑をかけている老女が殺されてしまう。鳥の糞害って本当に迷惑なのがよく判る。今回のアンジェラは チョット〜と思う位 傍若無人だった、歳を取ったのかな〜と思わせる位。キャルは 腰の具合が悪かったりで 余り活躍せず チョット残念。キャルがいるから アンジェラにブレーキがかかるということを再認識した^_^
2016/04/04
ペルー
読む時期がちょっとずれちゃった感はあるけど、いつも通り面白かった。脳内カムデンが出来上がっているせいもあるだろう(笑)今回はアンジェラはかなり危険な目に遭うけど、懲りないお婆ちゃんですね(笑)犯人は結構早い時点でもしやと思っていた人でした。前半、アンジェラ達の捜索活動がことごとく空振りに終わるのにはこっちまでがっかりするけど、今回も聞き込み頑張ってました。
2016/01/10
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