旅のお供に殺人を (創元推理文庫)
旅のお供に殺人を (創元推理文庫) / 感想・レビュー
雪紫
<海の上のカムデン>版トラベルミステリ。御一行、スペイン語ヒアリング勉強旅行(二泊三日旅行3分割)でメキシコへ(ただし観光客なので大半英語)。おなじみのメンバーが自分達なりの(そして老人であるからこその)旅行の楽しさを見出してるので、旅行のドタバタとテンションで十分楽しめます(闘牛ってこんなだったんだ・・・)。犯人は見当は付いたけど予想以上にぶっ飛んだやつよ・・・。相対するアンジェラ、本当にタフであることよ・・・。そしてキャルはどっしりであることよ・・・(マーティネス警部補どれだけ心配しても足りない!)。
2022/07/31
DONA
シリーズ最終巻。まだまだ続けられそうなのに残念です。今回はカムデンを飛び出し、旅先で事件が発生します。犯人は何となくわかるのですが、アンジェラの危機がいつもより多くてドキドキしました。
2015/04/16
ごへいもち
こんなリッチで元気な老後ならうらやましい。映画「カルテット!人生のオペラハウス」みたいな高級老人ホーム。これがシリーズ最終巻ということでどんな結末かなと思ったが単に次が出ていないということらしい。あとがきにあるように表紙イラストが魅力の一つ。
2015/03/12
寧々子
かなりの間、旅行記を読んでいるみたいでした! メキシコのティファナやエンセダナの街の活気あふれる賑わいが感じられて楽しかった♪ お馴染みの入居者たちが旅行に参加しているので楽しかった♪ 旅行に行くたびに警察が訪ねてくる事態に見舞われるのですが、犯人は途中でわかっちゃいました。 でも、犯人とか事件の真相とか、ミステリーとして面白かったとかどうでもいい! だって、どうやらこの巻で終わりみたいなんですから! もう、大好きなアンジェラとキャレドニアのコンビに会えないんだもの~ 淋しい!
2017/03/26
じゅり子
大好きカムデンシリーズがとうとう終わってしまいました(涙)。この高級老人ホームの個性的で元気な面々ともお別れ…でもまた一巻から読めばいつでも好きなときに会えるというものです。グローガン翁は相変わらずの酔っぱらいだし、ブライトン翁は股関節の手術も済んでメキシコ旅行に参加!全盛期のギルバート・ローランドにそっくりというマーティネス警部補もいい男っぷりで(検索したらギルバート・ローランドってものすごくラテンなハンサム。アンジェラやキャルでなくても贔屓にしたくなる・笑)。カムデンの皆にシェリーで乾杯!
2015/03/14
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