潮の騒ぐ家 (創元推理文庫 M マ 4-11)
潮の騒ぐ家 (創元推理文庫 M マ 4-11) / 感想・レビュー
ごへいもち
この若さで元モデルでこんなにいい子がいるのかしらと思わないでもないけどコージー
2011/07/30
このみ
【再読】他シリーズに比べると辛気臭い出だし。主人公の境遇が、頬に傷をおうひどい事故のせいでモデル業を休業せざるを得なくなり、兄の住む田舎の屋敷にやってきたというのに、静養どころかとんでもなく手伝いを強要される、という泣きっ面に蜂状態だからだ。崖の家で老婦人の世話という仕事に飛びついて兄夫婦の元から脱出。この辺りからいつものクレイグ節に。古い屋敷の大掃除。ありあわせのもので作る食事。小気味よい仕事ぶりだ。この作者の調理と食事のシーンはいつも温かい。不可解な事件は説明されたが、この町に居ては兄夫婦が面倒では。
2024/06/30
ぱでぃんとんⅡ
何度も何度も読んでいるお気に入りの一冊。モデルだった主人公が事故で兄の住む家に住む事になりますが、兄夫婦に気の進まない怪しい仕事をやらされて…。そこから逃げ出そうと受けた仕事先では、怪しい出来事がおこり……。骨董品でいっぱいのお屋敷や、怪我にもめげずに頑張る主人公が大好きです♪
2011/07/23
菱沼
発見再読シリーズ42。元モデルのヒロインだけれど、ヨーグルトと人参スティックだけでなく料理がとても上手。この人の書くヒロインは皆料理上手だ。いかにもそれらしい恋人候補の出現や、終盤での犯罪関係者の語りでの謎解きなど「ミステリー」というにはどうなのか、と思う部分も多々あるけれど、普通の小説として面白い。「骨ばった脚に緑のストッキングをはいたブラウン夫人」という描写で、正体と真犯人がわかってしまった。この作者は性別を超えた変装がお好きらしい。
2024/06/08
kagetrasama-aoi(葵・橘)
マクラウド氏の数少ない”ノン・シリーズ”の一冊。
2014/02/17
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