お楽しみが一杯 (創元推理文庫 M マ 4-15)
お楽しみが一杯 (創元推理文庫 M マ 4-15) / 感想・レビュー
くさてる
短編集。ミステリ系の話が多いけれど、どれも軽く読めて面白かったです。お気に入りは、行きつけのマッサージ店でとんでもないことに巻き込まれる女性の話「モニク」、地域で盛り上がるクリスマス気分に巻き込まれた教授の企みは……「にぎやかな眠り」繁盛する雑貨店に入った泥棒に対して店主の妻が考えたのは、という「クリーンな石板」、アパートの窓から見た修道女の儀式の思わぬ正体「執念」不義の恋の思わぬ展開を描いた「バタレイ夫人の恋」などなど。バラエティ豊かで良かったです。
2020/12/06
timeturner
シリーズ作品でおなじみのキャラクターたちも登場して、気楽に読めて楽しめる短編が17編。主にミステリーだけど、怪談、なんちゃってSF、名作パロディなどバラエティに富んでいて飽きさせない。
2020/11/18
masaru
楽しい一冊です。もう一回買いなおして読み直そう。
2011/06/01
Shoko
「時間誘拐」と「猫の方が大事」、「パタレイ夫人の恋人」が印象に残りました。 ほとんど分からなかったけど、巻末クイズも面白かった。
2014/06/26
夏葉
本当に短い掌編を集めた短編集。ミステリと言っても推理じゃなく探偵小説…かな。 どれもこれも魅力的で面白く、お気に入りをあげるのが難しいがあえて言うなら「パタレイ夫人」。愛の生まれる話って好きだ。 逆に微妙だったのは「執念」。結局踊るシスターは誰の執念なんだ。
2011/11/20
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