復活の人 (創元推理文庫 M マ 4-22)
復活の人 (創元推理文庫 M マ 4-22) / 感想・レビュー
みみずく
復活の人、とは美術品修復家のアルバレストのこと。何故か彼が修復をした品物が次々に盗まれたり謎の死を遂げた人までいるという噂がある人物。そして彼が現れたとたんまた盗難と新たな殺人がおこり、セーラとマックスが犯人探しを始める。マックスは骨折リハビリ中ということで、少し本人もじれったい様子。そんな彼の探偵助手となったのが、あの常識はずれの夫婦の長男ジェシー。彼の違う面が見られたり、事件が解決したあとの収まり具合の暖かさにまたマクラウド作品の魅力を再確認した。
2016/09/05
rokoroko
セーラケリングシリーズも終わりに近づいてきました。今度は美術整復師(復活の人)の話。あの獣みたいな甥もなぜかセーラ達を手伝い始める。もう少し在庫があるこのシリーズゆっくりたのしみましょ
2017/11/08
むらさきめがね
人のよさだけが取り柄にみえた退屈な叔父さんにも歴史あり。意外な人物が再登場したり盛り沢山でした。終わってみればカオスだったわ~~。
2015/03/04
めにい
新作を読みだしたら、それまでの人間関係を全く思い出せなかったので、再読。読んでいるうちに思い出してきた。このシリーズ、もう一度読み返してみようかな。
2015/07/13
一柳すず子
今回は懐かしのプロザロウ夫妻の話。無害そうな夫の過去と修復された美術品盗難の謎が巧妙に絡み合っていつもの面々が活躍する。最後は現実的な未亡人の裁定で大団円。セーラの甥のジェシーが頼もしくなって今後活躍しそう。
2017/01/09
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