冬の生贄 下 (創元推理文庫)
冬の生贄 下 (創元推理文庫) / 感想・レビュー
Nak34
スウェーデンの小説なので、「ドラゴン・タトゥーの女」バリの期待して、買ってしまったさ。25ヶ国で出版される作品は、「華龍の宮」が相応しい。ここまで読ませて、あっ、何?えっ、何? 全く残念な終わり方。構成は、好きだな。色んな登場人物に合わせ、犠牲者の視点も含めて、飛び飛びになる感じはあるが、好きだな。ただ、この終わりはねぇ。んー、図書館に寄贈予定。実に、残念。
2013/05/13
琴華
先が気になって読み進めましたが、だんだん明るみになる登場人物達の関係(誰と誰が親子で、兄弟で、どんな接点があるのか)に頭がこんがらがりそうでした。上巻で広げた風呂敷は回収されはしましたが、全ての謎が解決!というスッキリ感はないかも。そんな中でもラケルの存在は強烈でした。次の夏も読んでみようと思います。
2016/02/10
星落秋風五丈原
それにしても北欧ものって人知れぬ暴力が描かれるのが多い。
2014/04/01
Masa
読了。あっという間。ばかやろう中断なんかできるかと思い、一気に読んだ。いやぁ、面白かった。こういった魅力的なシリーズに出会うと、財布の心配をしつつも嬉しくなる。ヴァランダーシリーズよりさらに、登場人物それぞれの人生にフォーカスされている印象。警官だって、人なんだよね、と。日本での刊行は3作だけど、あとがきによると本国では既に6作は既刊らしい。とりあえずこの四季シリーズはすべて翻訳してほしい。新本で買うから、東京創元社さん、お願いします!
2017/08/03
みずけろ
殺人事件の捜査の合間に描かれるモーリンの日常。まあ、そうよね、刑事にもプライベートはある。でも、いまいちその日常にも共感できず、読み流してしまった感があります。捜査も進んでいるような進んでない状況が続き、もやもやしてきたところで、ようやく核心が。北欧のミステリーは、地と血が濃くて寒い。あと結末で、なにもかも全てがわかるわけじゃない、というようなことが書いてあってそれがリアルなんだろうけど、読者としてはわかりたいです…
2017/07/27
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