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毛糸よさらば (創元推理文庫) (創元推理文庫 M チ 4-2)

毛糸よさらば (創元推理文庫) (創元推理文庫 M チ 4-2)

毛糸よさらば (創元推理文庫) (創元推理文庫 M チ 4-2)

作家
ジル・チャーチル
Jill Churchill
浅羽莢子
出版社
東京創元社
発売日
1992-12-10
ISBN
9784488275020
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毛糸よさらば (創元推理文庫) (創元推理文庫 M チ 4-2) / 感想・レビュー

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セウテス

主婦探偵ジェーンシリーズ第2弾。今回は、クリスマスに向けて家の中の飾り付けなどの準備や、恒例のバザーが開かれるらしく、大忙しの主婦たちを見る事が出来る。題名「武器よさらば」のもじりだろう、如何にもクリスマスと編み物のイメージが、アメリカらしく伝わってくる。事件は、ジェーンの友人が何十年ぶりかに遊びに来て、近所に家を購入したとたんに殺害されてしまう。まだ近所の人たちも、顔を覚える前位なのに何故なのか。そこには、隠された真実が目の前に在るのですが、隠し方も伏線も実に巧く配置され、謎解きとしては中々楽しめます。

2018/03/20

ケロリーヌ@ベルばら同盟

年末の慌ただしさに、押し流されそうな時の必読書。夫を突然の事故で亡くして一年。二男一女を抱え、家事や、子ども達の送り迎えと学校行事に日々奮闘するジェーンは、クリスマスシーズンを迎え、地域の催しの仕事まで受け持って大忙し。その上、昔の友人が家に滞在する事となり、何とご近所で殺人事件まで。自称「殺人の動機には詳しい」ジェーンは、事件の解明に乗り出す…。正に分刻みで用事を片付け、バザー出品の為に慣れぬ編み物にも取り組むバイタリティに、圧倒され、こちらもやる気を出さなければ、という気持ちにさせられる、ビタミン本。

2021/12/19

nemuro

本棚に並ぶ<主婦探偵ジェーン>シリーズ9冊(第1弾~第9弾でいずれも未読。第14弾までが邦訳済み)からの第2弾。2007年4月、当時たまたま月曜ゴールデン・『ご近所探偵・五月野さつき』(主演・片平なぎさ/2007年~2009年、TBS系・全4回)という2時間ドラマを観て、まるでエド・マクべインの<87分署>シリーズが原作の『わが町』(主演・渡辺謙/1992年~1998年、日テレ系・全10回)ようだなぁと、原作の本シリーズを買い揃えたものと思われる。主婦目線にしてハイテンポな本格ミステリ。うむこれは面白い。

2023/10/30

papako

主婦探偵ジェーンシリーズ。これも楽しかった!相変わらずめまぐるしいジェーンの日常に、クリスマスが加わってさらに混迷している。そこに昔の友人が遊びにきて、ついには殺人が!文章のテンポがよく、さくさく読めます。主婦の好奇心と微妙な駆け引きがリアルです。有名になること、お金があること、それでは幸せになれない悲しい人たちの物語でした。ジェーンにも春がくるかしら?三人の子供もちゃんといい子でした。

2016/02/12

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「主婦探偵ジェーン・ジェフリー・シリーズ」第二作目。前作は秋でした。それから数ヶ月経ちクリスマス・シーズンに再び事件に遭遇したジェーン。親友のシェリー・ノワックと共に、事件解決とクリスマス・バザーに奮闘します。三人の子供達、長男マイクは高校生、長女ケイティは九年生(日本では中学生かな?)、そして末っ子のトッドは五年生。それぞれの個性が描きわけられていて、もう一度子育て気分が味わえます(笑)!殺人事件は物凄くドラマチック!伏線回収も見事です。ヴァンダイン刑事とのやりとりがとっても楽しいです。

2022/11/26

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