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忘れじの包丁 (創元推理文庫 M チ 4-5)

忘れじの包丁 (創元推理文庫 M チ 4-5)

忘れじの包丁 (創元推理文庫 M チ 4-5)

作家
ジル・チャーチル
Jill Churchill
浅羽莢子
出版社
東京創元社
発売日
1997-02-01
ISBN
9784488275051
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忘れじの包丁 (創元推理文庫 M チ 4-5) / 感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

「主婦探偵ジェーン・ジェフリー・シリーズ」第五作目。十月、ジェーンの家の裏庭とそれに続く空き地で、映画の撮影が行われて、そこで事件が起こります。主演女優の描かれかたで、これ絶対にクリスティの「鏡は横にひび割れて」へのオマージュだよね!と確信しました。長男のマイクとのやりとりが、子供の成長を目の当たりにしたようでついホロリ(涙)。ヴァンダイン刑事との仲も順調、でも再婚という決着なのかは気になる所です。映画の撮影の様子がとても楽しいお話です。

2022/11/27

寧々子

ジェーンとシェリィは息の合ったコンビだから、2人の会話を読んでいるだけで楽しい♪ 母親としてのジェーンの心情が事細かに描かれているのも良かった。 ジェーンの飼い猫、ミャーオとマックスに優しいからという理由で、容疑者候補から小道具助手を外すジェーンの気持ちもわかる~ 大騒ぎにウンザリしたジェーンが終盤になってからの閃きで、無事に事件は解決しますが、今回は犯人を当てられた♪ 動機が明かされたことで、何気ないエピソードが伏線の役割をしてたことに気づきました! やっぱり、このシリーズは楽しくて読み応えがある♪

2017/06/03

むらさきめがね

自由の国の不自由なヒロイン、ジェーン。今回は映画撮影現場兼殺人現場の当事者に。親友に焚きつけられ、またも探偵活動に精を出してしまうジェーン。シェリイにまたしても上手くのせられるジェーン。子供たちや彼氏との関係に一喜一憂するジェーン。ブラウニーを一日に2度も焼いちゃうジェーン。毎回のようになんかの家電が調子悪いとぼやく、そんなあなたが好きです。

2015/03/21

まめ

シリーズ5作目です。長男マイクの言葉にうるっときました。すっかり子どもたちの保護者気分の私は彼の成長と、旅たちが近づいてる気配にしんみりしてしまいした。今回はジェーンたちの家の裏で映画の撮影がありそこで事件が発生するという展開。映画撮影の現場の様子も面白く、ジェーンたちと一緒にやじ馬気分で楽しめます。メルとの仲も進展。にんまりです。

2013/09/09

AMBER

映画のロケが自分家の裏で行われるなんて!しかもついでに女優が死亡ってなったらジェーンは黙っていられない。自分の台所が荒らされようとお構いなし!掃除とかいつも読んでてビミョーだよなぁ~と感じずにはいられないんだよな。けど、ちょいちょい出てくるお菓子とかご飯は美味しそう。ブラウニーちゃっちゃって作っちゃってるし。事件は、女優には色々あるって事と守ることでどうにかしたいって思いがあった出来事でした。

2015/02/03

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