死体は笑みを招く (創元推理文庫)
死体は笑みを招く (創元推理文庫) / 感想・レビュー
ひで📚🏈
ドイツ人の名前が難しくて・・・『登場人物の名前が分からない病』が発動www翻訳4作目、シリーズ2作目・・・という、ややこしいカンジです(汗)なぜ、シリーズ順に翻訳してくれないのか?シリーズの順に読みたかったものです。事件解決が若干無理やりっぽかったり、オリヴァーは冴えないオヤジだいwツッ込みどころは満載(?)なこのシリーズですが…僕は大好きですよ!意外と読書メーターで感想が少ないよのシリーズ・・・もっとたくさんの方に読んで貰いたいものです!!!(本の感想にはぜんぜんなってませんがwww)
2016/11/26
papako
ピア&オリヴァーシリーズ2巻。翻訳は四冊目。なかなかのボリュームでした。動物園で死体の一部が発見された。被害者は敵も味方も多かった。環境保護運動、汚職、入札不正、不倫、オンラインゲーム、解離性同一障害などなどたくさんの要素が盛り込まれている。誰も彼も怪しくて、それでもなかなか犯人にたどり着かない。わかってしまえば身勝手で幼稚な犯罪。巻き込また人が多く、複雑に見えても単純な事件。オリヴァーは冴えない勘で勘違いし最後ははらはらしました。ピアオリヴァーも人間らしくて面白い。さて次も期待です。
2016/11/17
yumiko
オリヴァー&ピアシリーズも四冊目。一見カッコいいオリヴァーのヘタレっぷりにももう慣れた。今後は頑張れピアシリーズとして読もう♪今作も著者のサービス精神は旺盛。怪しい登場人物に不穏な過去や事件が盛り沢山で、正直胃もたれしそう…でもそれらが蜘蛛の巣のように美しく張り巡らされていると気づいてからは、もう怒涛の一気読み。大山鳴動して鼠一匹の最後は皮肉だけれど現実味があった。刑事の私生活や恋物語には正直あまり興味なし…まあシリーズ物だし仕方ないかな。とにかくピア頑張れ!そしてオリヴァー、もうちょっとしっかりして!
2017/03/22
のぶ
決してスケールの大きな話ではないが、そこそこに楽しめる作品だった。動物園で腕と足が切断された死体が見つかるところから物語は始まる。やがてもう一つの殺人事件が発生し、オリヴァーとピアのチームが捜査をする話。登場人物が多い割にはストーリーはシンプルで、オーソドックスな警察ミステリー小説だった。大傑作というほどの出来ではないが、シリーズのレギュラーメンバーの登場で安定路線の作品。出版順は時系列になっていないが、今のところ問題なく読む事が出来ている。
2017/01/15
NAO
ホーフハイム刑事警察署首席警部オリヴァー・フォン・ボーデンシュタインと同ピア・キルヒホフ警部のシリーズ第2作。以前読んだ『深い疵』『白雪姫には死んでもらう』よりも前の話に当たる。動物園で死体となって発見された高校教師ハンス=ウルリヒ・パウリーは、環境保護活動家で何かというと難癖をつけていたためさまざまな人間に憎まれていた一方、若者たちには人気があり大勢の若者たちが周囲に集まっていた。殺害動機がある人物の多さだけでなく、捜査とは関係ない部分でも、心理状況が微妙に捜査に影響する警官たちの私生活も描かれている。
2023/08/07
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