モータウン・ブルース (創元推理文庫 M ア 8-1)
モータウン・ブルース (創元推理文庫 M ア 8-1) / 感想・レビュー
himehikage
1989年の作品。携帯電話が普及する前、ちょっと懐かしい感じがするデトロイトが舞台のバディ警官もの。読み始めは刑事の直感で動くメキシコ系警官を嫌悪すべきか、連続殺人犯として目をつけられるカントリー・ブルースバンドのギタリスト、ヤーボローに同情すべきなのか、なかなか見えてこないところが面白い。2人の間を行き来する女性記者も、最初のイメージとだいぶ違うところに落ち着いたりして、今だったらこういう女性像は描かれないだろうという気がする。犯人は意外だった。
2021/04/04
マサ
面白かった。熱い刑事が登場する話は久しぶりに読んだ気がする。泥臭くて正義感ぶってないところがいい。会話がハードボイルドのいい味を出している。
2018/11/03
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