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クイーンの色紙 (創元推理文庫 M あ 3-12)

クイーンの色紙 (創元推理文庫 M あ 3-12)

クイーンの色紙 (創元推理文庫 M あ 3-12)

作家
鮎川哲也
出版社
東京創元社
発売日
2003-10-01
ISBN
9784488403126
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クイーンの色紙 (創元推理文庫 M あ 3-12) / 感想・レビュー

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セウテス

三番館シリーズ第5弾5作の短編集。表題作「クイーンの色紙」は、エラリー・クイーン(F・ダネイ)氏が来日した際に、鮎川氏自身がやらかした実際の出来事が元となって創られた作品らしい。どの作品も、ミステリを楽しみましょうという意識で溢れていて、読んでいて気持ちが良い。「秋色軽井沢」は、推理を巡らせ謎を解く準備運動には最適です。ラストの「鎌倉ミステリーガイド」は、本物の作家が技を駆使して作り上げた作品。細部まで注意をしていないと、足下をすくわれてしまう緊張感が張りつめている。何と幸せな一時を過ごせたのか、と思う。

2017/09/04

coco夏ko10角

三番館シリーズ第5弾、今巻は5つのお話収録。弁護士・探偵さんが登場しない作品も。『クイーンの色紙』には作家・鮎川哲也さんも登場!『鎌倉ミステリーガイド』がよかった。

2018/11/02

KAZOO

三番館シリーズの5番目に当たる作品集で5つの短編が収められています。表題作はいかにもありそうな感じです。また鎌倉ミステリーガイドも鎌倉在住のミステリー作家や翻訳家などを紹介している趣向ですが、名前がもう古くなってもじっている趣向も若干わからない人も多いのでは?

2014/09/17

まめねこ

サラッと解決の糸口が書いてあるので、解決の段階で脱力した。巧妙で面白いミステリー作品で、納得しながら読み終えた。

2016/07/13

nemuro

今回は、「再読した本に追加」で、どうやら2010年9月21日以来の再読。ということは、前回の函館勤務時ですので、偶然とはいえ、2度目の函館勤務のいま再読というのも、ちょっと感慨深いものがあります。で、御大・鮎川哲也の作品を読むたびに、1作づつ実にしっかりと書き込まれていることを実感させられます。同時に、おそらく現代の多作の作家には無理なんだろうなぁ。などと思いつつ。

2016/03/19

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