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バー・スクウェアの矜持 (創元推理文庫)

バー・スクウェアの矜持 (創元推理文庫)

バー・スクウェアの矜持 (創元推理文庫)

作家
福田和代
出版社
東京創元社
発売日
2016-04-21
ISBN
9784488417130
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バー・スクウェアの矜持 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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Yuki

「スクウェア」後編。前編で思惑がありそうだった名無しのリュウの謎と、暴力団との対峙。大阪で警察の薬物対策課が出てきて暴力団も絡むけど粗暴なシーンがほとんどなく、三田は不器用で渋くリュウは知的でニューハーフバーの面々は面白く、こういうハードボイルド連作もあるのかと。そういえばどこか北方謙三の「ブラディ・ドール」を思い出す感じだったけど、著者自身は「ブラディ・ドール」を読んでお酒に目覚めたそうで、なるほど。

2018/10/24

うまる

シリーズ後編。タイトル通り各々の矜持のぶつかり合いがとても面白かったです。主人公に関しては、仕事と友情との葛藤、警察ではわかっていても手を出せない事があるという無力感がとても伝わってきて考えさせられます。"名無しのリュウ"の正体がわかり、因縁の対決もひとまず終了ですが、もっと読んでいたいという気持ちが強く残りました。主要メンバーからバーの2階のおネェ様達まで、みんなキャラクターが良かったです。続編の予定はないようですが、その内スピンオフとか書いて欲しいなぁ。合間のコミカル話枠の赤ちゃん話も楽しかったです。

2020/02/29

きょん

リュウの正体も彼がなぜ薬物事件に関わるのかも明らかになるものの、ラストはあれで手打ちという事なのかとちょっと消化不良の感じも残る。魅力的な登場人物たちばかりで、ぜひ続編が読みたい。

2016/05/12

マサキ@灯れ松明の火

「スクウェア」後編です♪「名無しのリュウ」の正体と目的が明らかになりますね♪三田刑事‥リュウと宇田島に巻き込まれて、どっぷりと「スクウェア」に浸りましたねえ(笑)数年後の3人を見てみたいですね♪三田刑事とアリサさんのその後も気になります。「おけいママ」は、あの可愛い坊やに「ママ」と言ってもらえたのかしら?

2016/10/17

尾塚

バー・スクウェアの2作目。たぶんこれが完結編なんでしょうね。マスターのリュウの素姓が明らかに。暴力団の光洋会も解散しちゃうし。刑事の三田はいかにもハードボイルドに登場してくる刑事の典型のようでいい味出していますよね。リュウと宇多島そして三田の微妙な関係をもう少し楽しみたい気もしますが。大阪が舞台で薬物対策課の刑事が主人公って新鮮さを感じました。面白かった!!

2016/07/03

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