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新・世界の七不思議 (創元推理文庫)

新・世界の七不思議 (創元推理文庫)

新・世界の七不思議 (創元推理文庫)

作家
鯨統一郎
出版社
東京創元社
発売日
2005-02-24
ISBN
9784488422028
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新・世界の七不思議 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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ehirano1

初版は1998年ですが、2020年の今だとYouTubeで誰かがやってそうです。とは言っても、こういうのは知的好奇心を刺激するのでなかなか面白いです。こじつけ、後付け、分析ミス等の批判はあるかもしれませんが清濁併せ吞むとかなり楽しめると思いました。

2020/11/03

とん大西

少し目先を変えてお気楽な歴史謎解き。場末のバーで夜毎繰り返される侃々諤々。お題はピラミッドやらノアの方舟やら有史以前の世界七不思議。無責任な妄想にトンデモな発想。それでも案外当たらずとも遠からず的に歴史好きのロマンをくすぐってくれる。「ストーンへンジは何故あんな形をしているか」-アノ構造物との奇妙な共通点には素直にナルホドと思てしもたょ。まぁ、こじつけ感たっぷりですが(^o^;)

2020/08/29

セウテス

早乙女静香シリーズ第2弾。デビュー作品のとんでも歴史ミステリから7年、勝手にシリーズにしました。今回は、ジョセフというペンシルベニアの大学教授が語り手となる。日本に旅行に来た教授は、静香に誘われ薄汚れてパッとしないバーに来る。しかしバーテン松永の作るカクテルと料理、常連客の宮田と静香の歴史検証バトルは、東洋の片隅に在るうらぶれたバーとは思えない驚きだった。世界の七不思議をあーだこーだと推理するのだが、ちょっと視点を変えるだけで見え方も違うのだと納得。正解かどうかより、こんな意見の交換で盛り上がるのが良い。

2019/06/08

ALATA

繁華街の外れにある裏寂れたバーで夜な夜な語られる歴史談義。今宵もミス静香とライター宮田の歴史検証バトルが火花を散らす。「ストーンヘンジの不思議」「ピラミッドの不思議」「始皇帝の不思議」と‘こじつけ,にも程がある無邪気さが面白い🤣。正論から学ぶべきことも多くて読み応えがありました。★4※鳥居、盛り塩、桃太郎そして奈良の大仏。世界とつながる想像力は賞賛に値する。

2021/11/13

saga

『邪馬台国はどこですか』でお気に入りになった著者。宮田と静香の掛け合いは前作同様だが、バーテンダー・松永のカクテルの腕が上がっていた(笑)。本書の世界の七不思議は著者セレクトだ。ストーンヘンジと鳥居の関係や、ピラミッドがナイル川に沿って建つ理由は刺激的だ。ただ、古代日本に渡来系と言われる秦氏がいたからといって、始皇帝が不老長寿の秘薬を求めて日本に渡ったというのはいかがなものかと思った。

2021/04/06

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