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光と影の誘惑 (創元推理文庫)

光と影の誘惑 (創元推理文庫)

光と影の誘惑 (創元推理文庫)

作家
貫井徳郎
出版社
東京創元社
発売日
2010-11-12
ISBN
9784488425043
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光と影の誘惑 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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ハッシー

★★★★☆ 素晴らしいの一言。珠玉の中編ミステリー四編。どの物語にも最後にあっと驚く仕掛けが待ち受けていて、衝撃的な一文に思わず何度も読み返してしまう。考え抜かれたストーリーと、深みを持つキャラクター、手に汗握るスピーディーな展開、全てが期待以上だった。

2018/09/20

hit4papa

4作品からなる短編集。ミスリードの効いたタイトル作が良いです。その他は、お話しとしては面白いものの、途中結末が分かってしまいます。息子の誘拐犯から他人の子を誘拐するよう脅迫された夫婦「長く孤独な誘拐」は着想がユニーク。不可能な状況で銃殺された男「二十四羽の目撃者」は、凶器が拳銃ゆえにアメリカの探偵物となりましたか。現金輸送車を襲う計画をたてた二人組「光と影の誘惑」は、まんまと騙されました。母の秘密を探り当ててしまった息子「我が母の教えたまいし歌」は、途中で真相に気づかなければ衝撃的だったかもしれません。

2023/03/01

アッシュ姉

ハラハラヒリヒリの詰まった中編ミステリ四編。持ち前の鈍さが功を奏し、素直に楽しめました。四編すべての結末を予測できなかった私は逆にミラクル?追い詰められるもしくは追い詰める過程に気を取られて、予想するのを忘れたというか、あえてしなかったというか、ふほほほ。帯なしを手にしたので先入観もなかったし、おほほほ。言い訳はさておき、『愚行録』映画化されたのですね。知らなかった!妻夫木聡さんと満島ひかりさん主演でまもなく公開予定です。

2017/02/06

ゆいまある

うーむ。苦手なタイプ。ミステリ短編集でパズルのピースがピタっとハマってスッキリ(残酷な真相に辿り着いたりもする)する話たち。心理描写は少ないので記憶からどんどん抜け落ちてしまう。だから最後の陶芸家の父親が死ぬ話しか今記憶に残ってないんだけど、読み終わっておー、とはなるけど、だから何なんやとなってしまう。刺さる人にはきっと刺さる。KindleUnlimited

2024/06/23

けそけそ

悲しみの多い世界で光と影を照らし出すミステリ短編集 ⭐︎3 ミステリの短〜中編4編。悲しく、やるせない気持ちになる話が多い。展開やオチが読めてしまうものも多いが、それでも真相に迫る展開のドキドキ感やその世界観に魅せられる。灰色の世界観の中に白や黒が浮き上がるような印象。

2021/02/03

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