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零人 (大坪砂男全集4) (創元推理文庫)

零人 (大坪砂男全集4) (創元推理文庫)

零人 (大坪砂男全集4) (創元推理文庫)

作家
大坪 砂男
日下三蔵
出版社
東京創元社
発売日
2013-07-27
ISBN
9784488425142
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零人 (大坪砂男全集4) (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

大坪砂男短編全集、これにて完結。表題作なんて中井英夫の薔薇シリーズにも通じる美しさとグロテスクさの紙一重さがたまりません。コント篇は笑点のような軽やかな笑いではなく、ブラックな笑いなのが微妙かな。SF編はロボットを主題にしたミステリーが多かったので嬉しい掘り出し物でした。でも他の人々の大坪砂男氏に対しての罵倒と自虐を込めた捻くれた酷い人間像とぶっ飛び短編の『天狗』が与えた衝撃になぜか、笑ってしまいました。

2013/10/18

ゆづたろう

1番驚いたのは日下三蔵による編者解題で書かれていた『まどマギ』脚本家虚淵玄が大坪砂男の孫だという話。だから何だって話かも知れんが、素直に「おおっ」となった。あと山村正夫などのエッセイで作者の酷い人間ぶりが描かれているのがやはり面白い。収録の小説作品としては1、2巻に比べるとイマイチ衝撃度がないものが多かったんだけど、前記の内容と合わせて今巻も充分楽しんだ。

2013/10/18

ノコギリマン

作家としての大坪砂男、人物としての大坪砂男。 魅力的でした。寡作の天才作家、アコガレル~

2014/04/10

kanamori

☆☆★

2014/10/09

しろっち

表題作は「天狗」の裏返しのような奇譚。「ロボット殺人事件」も楽しんだ。

2015/02/17

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