ガーデン (創元推理文庫) (創元推理文庫 M こ 1-3)
ガーデン (創元推理文庫) (創元推理文庫 M こ 1-3) / 感想・レビュー
小梅
出版された順に読んだが「ねむりねずみ」に登場した探偵の今泉が「ねむりねずみ」の2年前という設定だった。どちらを先に読んでも大丈夫だったかな? もしかしたら賛否分かれる作品かもしれないが、私は嫌いじゃないな。
2016/05/22
ダイ@2019.11.2~一時休止
探偵今泉その2。時系列は前作の2年前らしい。で今回は舞台は歌舞伎ではなく、登場人物のキャラが濃く次々と・・・。
2017/10/09
りゅう☆
同居中の火夜が消えた。同じアパートに住む探偵今泉に捜査依頼した真波。不思議な雰囲気を醸し出す火夜は何に気付いて真波の元を去ったのか?なぜ火夜の小指が真波に送られてきたのか?諏訪から拳銃を受け取った後、横田と何があったのか?飴井をどこまで信じていいのか?父親との関係って?やっと火夜を見つけたのに終わらない不可解な連続死。でも事件の真相以上に驚いたのは、今泉が探偵事務所を開いた理由と、山本くんと今泉の関係。それらと火夜失踪、思惑があらゆる伏線で散りばめられていたことに驚嘆。まさかの恋情のもつれ合いが切ない。→
2018/08/27
tengen
今泉シリーズ第2弾。ですが設定はねむりねずみ前の事件。 事務所のアパートに住む真波から火夜が戻らないと相談を受ける今泉、彼女に送り届けられた箱には火夜のものと思われる小指が入っていた。☆彡 さっぱり読み進みませんでした。近藤さんの本でこんなの初めて。
2016/06/06
セウテス
今泉探偵シリーズ第2弾。時系列で言えば、本作が今泉探偵の初登場作品です。真波は火夜と出会い一緒に暮らしていたが、ある日火夜が家を出てしまう。心配する真波の元に、火夜の小指の様な小包が届き、真波は同じマンションに住む今泉探偵事務所を訪れる。本作もある種の作者のファンに置いては、少し異質な感じを受けるかも知れない。今泉が探偵になった理由、悲しい思いが描かれてはいるが、シリーズの他の作品とは全く性格の違うものだ。謎が解けても、スッキリとはせず共感できる人以外には、ただ作者の様々な思いをぶつけられただけに感じる。
2016/10/06
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