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人でなしの遍歴 (創元推理文庫 M た 2-4)

人でなしの遍歴 (創元推理文庫 M た 2-4)

人でなしの遍歴 (創元推理文庫 M た 2-4)

作家
多岐川恭
出版社
東京創元社
発売日
2001-04-01
ISBN
9784488429041
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人でなしの遍歴 (創元推理文庫 M た 2-4) / 感想・レビュー

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渋谷英男

「人でなしの遍歴」女絡みの人でなし☆2.5「静かな教授」凶器なしの完全犯罪だよね。☆3

2016/05/26

kanamori

☆☆☆

2011/10/16

MIRACLE

「人でなしの遍歴」を読む(「静かな教授」は既読)。命をねらわれた男性が、自分が思い当たる関係者を順にたずね歩く、という話だ。主人公が亡き妻に語りかけるという独白調で話がすすんでいく。本作品の特徴は、だれが犯人かではなく、主人公の人物像の解明に力点をおいていることだ。客観的にみれば主人公はとんでもない人物(=人でなし)だ。しかし本人はそう深刻には考えていない。彼がつねに楽天的であるため、作品の調子は明るい。そのため「人でなし」の話でありながら、読後感はさわやか、という不思議な作品になっている。

2011/04/14

紅茶派

収録作品 「人でなしの遍歴」1961年 「静かな教授」1960年

2024/07/19

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