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いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)

いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)

いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)

作家
西條奈加
出版社
東京創元社
発売日
2016-08-20
ISBN
9784488430122
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いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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みかん🍊

神楽坂で元芸者の祖母お蔦さんと二人暮らしの中学生望、中学の後輩有斗の家族が突然居間に血痕を残して消える、前回は短編集だったが今回は長編のがっつりとミステリー、しっかり者で町内の人気者のお蔦さんの活躍が今回も冴える、何かと人間関係が希釈な現代、本来は人は助けたり助けられたり人間はそうやって生きていく迷惑だかららと関わるのをやめてしまえば人と人との繋がりは成た立たない。

2017/04/06

優希

面白かったです。粋と人情が感じられる作品でした。そして大きな事件。神楽坂で一家行方不明を探索することになります。お蔦さんの手腕で解決していきますが、その姿には癒されます。人柄なのでしょうね。最後はじんわりしました。

2019/09/27

ふう

シリーズものと知らずに2作目から読んでしまいましたが、十分に楽しめました。神楽坂に住む粋で聡明なお蔦さんと、孫でやさしく賢い望くんが、大切な仲間を守るために悍ましい事件の謎に取り組みます。のどかな少年たちの世界と、下町の人情味あふれるふれ合いに比べて、事件はかなり不気味で怖ろしく、どう着地するのかとハラハラしてしまいました。いつもが取り戻せたのか、もうもとには戻れないのか微妙なところですが、神楽坂の住人たちの温かさと、少年たちの前向きな明るさがあれば、きっと大丈夫。人のつながりの大切さを考えさせられますね

2024/03/09

papako

神楽坂シリーズ。お金の闇に飲み込まれそうになった家族の物語でした。ほのぼのした表紙からは想像できない重いお話です。小野先生の有斗への肩入れには違和感。それだけ有斗が特別ってこと?金森さんの過去は消せないが、家族を見捨てなかったのでよいのかしら。料理はおいしそうだけど、お腹の底の方が重くなるお話でした。元通りにはなれないけれど、一歩前進できてよかったね。『迷惑をかける』と『助ける』この違いは受け取る側によるのかな。確かに自分にとっては助けるでも、相手は迷惑をかけたと思うのかも。肝に銘じておきたいです。

2016/10/13

りょうこ

ご近所さんとの関係性が今回も良かった。合間合間の望の料理も美味しそう。ご飯を食べてるシーンがもっとあったら良かったのに!

2017/01/18

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