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ニャン氏の童心 (創元推理文庫)

ニャン氏の童心 (創元推理文庫)

ニャン氏の童心 (創元推理文庫)

作家
松尾由美
出版社
東京創元社
発売日
2018-11-21
ISBN
9784488439095
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ニャン氏の童心 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

主人公役が、家電配送のバイトをする佐田君から童話作家ミーミ・ニャン吉の編集担当の宴さんに代わってのお話。ミーミ・ニャン吉せんせーは『ふくろう小路の猫探偵』と言う作品を本作中では鋭意執筆していますが、過去作には「タマ、お前だったのか……」と、項垂れる男が印象的な作品を書いていた事間違いないっすね。本作はね、緩いボケはそのままに、大袈裟なボケとハッキリしたツッコミが希薄化してしまった気がするので、インパクト薄まってしまった様な気がするかなぁ。

2022/07/08

したっぱ店員

ねこのニャン氏が探偵役という飛び道具設定と、意外にきちっとした謎解き部分の配分が良く、気持ちよく読めるシリーズ第二弾。といいつつ、「土手の桜」の章はちょっと無理があるような気もするがそれはそれで。今回「ニャーニャー」だけで埋まるページが少なかったのも残念(?)。なかなか丸山の後を継ぐ人材が見つからないから次も出そう。楽しみに待ってます。宴さん、ブローチどこかにつけてあげてー。

2019/02/21

ぽぽ♪

ニャン氏が可愛くて仕方ないです。そして、ニャン氏の言葉を忠実に通訳する秘書の丸山も、真面目な顔してニャンを語尾に付けるのが可愛い(笑) 「ニャン氏のクリスマス」がお気に入りです。ブローチ、付けてくれるかな?

2019/02/21

harupon

シリーズ第2弾。今回の語り手は童話作家ミーミ・ニャン吉の担当編集者田宮宴。実業家でもあるニャン氏が、宴の周りで起こった事件の解決にかかわる。通訳兼運転手兼秘書の丸山もなんとも不思議なキャラ。謎解きも面白くてハマります。

2022/01/10

本木英朗

日本の女流現代ミステリ作家のひとりである、松尾由美の短編集のひとつである。仕事に悩む女性編集者の田宮宴はある日、袋小路で人が忽然と消えるという事件に遭遇。謎の実業家にして童話作家のミーミ・ニャン吉先生の事務所で、秘書の丸山にその不思議な出来事について話すと、そばにいた猫が何かを伝えようとするかのようにニャーニャーと泣いている――という「袋小路の猫探偵」ほか5編を収録。さすがはニャン吉先生、そして作者である。俺は分からなかったけれど、それでもいいのさ。とにかく読もう、それしかないってば! 満足でした。

2022/12/18

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