KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

作家
米澤穂信
出版社
東京創元社
発売日
2004-12-18
ISBN
9784488451011
amazonで購入する Kindle版を購入する

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

佐々陽太朗(K.Tsubota)

<古典部シリーズ>を「氷菓」→「愚エンド」→「クドリャフカ」→「遠まわり」→「二人の距離」と最新刊まで読み終えた渇きを「いちごタルト」「トロピカルパフェ」「栗きんとん」で癒そうと、とうとう<小市民シリーズ>に手をつけてしまった。気の向くままにあれこれ乱読を生活態度としている私として、シリーズものに手をつけてしまうと他の本を挟み込みにくくなる嫌いはあるのだが、なあにかまうものか。軽く読んで脳に刺激を与えるのだ。「おいしいココアの作り方」なんて、真相に至る前に真剣に推理してしまいましたよ。

2012/10/18

めろんラブ 

羊の着ぐるみで武装(?)し、高校デビューを果たした小鳩君と小佐内さん。今日も滑稽な程の努力で「小市民」を目指すが・・・。何とも可愛らしいミステリ。二人の協力関係(互恵関係)が微笑ましいですねぇ。「小市民たること」を目指す所以、過去のエピソードを詳しく知りたい!特に小佐内さん、謎です!地味でちっとも目立たない彼女にあんな一面が?ところで、限定のいちごタルトはどうなった?やはりあいつが?く、悔しいっ・・・。この怒りの勢いに乗って『夏期』へ!

2010/01/31

まりも

小市民を目指す小鳩君と小佐内さんが目立ちたくないのに名探偵面して謎を解く羽目になる物語の1冊目。些細な日常の謎を解くことから始まる訳ですが、話の最初と最後では二人に対する印象がガラッと変わりますね。中学時代にやらかしたからこそ、今度は何としてでも清く慎ましい小市民として高校生活を送ろうとする二人の姿は若くて何だか可愛らしかったです。過去に一体どんな事があったのかも気になるし、次巻以降も楽しみ。

2015/04/05

kishikan

古典部シリーズに続く米澤さんの第2弾シリーズ。古典部のホータローが「省エネ」なら本シリーズは「小市民」。その意味するところは、主人公の二人(小鳩君と小佐内さん)の密約にかかっています。何故そんな密約をしたの?ってなるとプロローグを読めば、なんとなく想像はできるのですがね・・・。このシリーズも、もう一人ユニークな仲間である健吾もいるし、ライトノベルながらミステリとしての妙もあり、展開も早いのでとても読みやすいんです。今後2作、3作と続くんでしょうが、この二人の関係はどうなっていくんでしょうか?楽しみです。

2013/01/09

射手座の天使あきちゃん

めろんラブさんに「そそられ」て味見 小市民味のタルト生地&クリームの中に、なにこれ!? 超スパイシーな狼味の小佐内さんと小賢し狐味の小鳩君が隠されてる、こりゃ売れるよ うん v(^_~)  でもなぜ二人はそんな味になったのか???

2010/02/09

感想・レビューをもっと見る