真説ルパン対ホームズ (創元推理文庫 M あ 9-1 名探偵博覧会 1)
真説ルパン対ホームズ (創元推理文庫 M あ 9-1 名探偵博覧会 1) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
名探偵博覧会その1。短編集。古典探偵(国内は少なめ)のパスティーシュ。表題作や七つの心を持つ探偵なんかがイイ。
2014/09/30
セウテス
名探偵博覧会Ⅰタイトルのアルセーヌ・ルパンとシャーロック・ホームズの他、懐かしい名前の並ぶパスティーシュ七作品です。最初はルパンとホームズに、島田荘司を一寸。「大君殺人事件」は、フィロ・ヴァンスの作品をベースに、ヴァン・ドゥーセン教授とネロ・ウルフ、クイーン親子までも。「ホテル・ミカドの殺人」はチャーリー・チャンやサム・スペード、特別出演の誰かも登場します。ミステリーの出来云々は他にやって、素直に懐かしむべき。彼らを知っていると、至る所に仕掛けられたミステリーだけが持つ洒落た世界を、より深く堪能出来ます。
2015/11/20
ジュール リブレ
ルパン対ホームズのストーリーかと思ったら、いろんな探偵が揃い踏み。着想は面白いけど作品ごとのタッチの違いが気になったかな。
2010/10/31
gonta19
2007/5/26、住吉のジュンク堂で購入 2010/8/5〜8/9 古今東西の名探偵が登場するパスティーシュ集。 タイトルにもなっているホームズとルパンの共演作は見事。昔、どちらのシリーズも熱心に読んだ人間としては堪えられないものがある。 ほかの作品も明智小五郎やファイロ・バンス、サム・スペードら錚々たるメンバーが登場する。明智小五郎はともかくとして、読んだことのない探偵の作品はちょっとつらかった。
2010/08/09
unknown
1900年のパリ万国博覧会を舞台にした表題作は、ルパンシリーズを読み込んだ向きにはたまらない内容。ファイロ・ヴァンス、S.F.X.ヴァン・ドーゼン教授、ネロ・ウルフ、そして「あの人」までもが一つの事件に絡んでくるという豪華な内容の「大君殺人事件」も楽しい。「探偵奇譚 空中の賊」における、黒岩涙香の文語体翻訳オマージュの趣向は面白いとは思いつつも、読み辛くて困った。
2012/03/16
感想・レビューをもっと見る