帝都探偵大戦 (創元推理文庫 M あ 9-8)
帝都探偵大戦 (創元推理文庫 M あ 9-8) / 感想・レビュー
緋莢
致命傷となったものとは別に、同じところを刺した傷がある死体と残された煙管に妙なものを感じる半七、消えた化け猫娘の捜索を依頼される平次、美男で無双の剣客で幕閣や大名にも一目置かれて、何より捕物の才に恵まれた若様や、ただでさえ長い顔の半分以上を占める顎の持ち主・阿古十郎(顎十郎)らが江戸を騒がす事件を追う「黎明篇」から始まり、 「戦前篇」には法水麟太郎、帆村荘六、小林少年、神津恭介などが登場する「戦後篇」と続いていきます(続く
2023/07/06
Urmnaf
探偵小説版アベンジャーズ、いやいやこのタイトルからはライダー大戦か。捕物帖から、戦前、戦後とそれぞれの時期に活躍した「探偵」たちが総勢50人!そのみんなに活躍の場を与えようとすれば、そりゃ、とっ散らかった感じになるわな。(作者本人も自覚的です。)ちょこちょこと出てくる名前にニヤニヤしながら、そのごった煮感を楽しむ本。なんであの人がいないんだろう、とは思いましたけどね。
2022/03/11
キキベル
こんなに探偵が集まるなんて、贅沢すぎます。 知らない探偵もいっぱいいたので、順番に読んでいこうかな。
2022/12/28
まこ
古今東西あらゆる個性的な探偵が登場して、共闘し合う。彼らを活かす活躍に探偵の歴史を描くを採用して、誰か1人を贔屓しない様にしてるから作者大変だったろうな。探偵は目の前の事件は解決できるが大きな流れはできないもどかしい。戦後に女性や未成年の探偵が生まれ、彼らなりの視点で事件を解決していく。
2022/05/05
スプリント
3つの時代で起こる事件の解決のために50人の名探偵が集結する! もうどこかのヒーローショーみたいなノリですね。
2024/05/03
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