饗宴 ソクラテス最後の事件 (創元推理文庫)
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饗宴 ソクラテス最後の事件 (創元推理文庫) / 感想・レビュー
財布にジャック
予想外に読み応えのある推理小説でした。主役がソクラテスって言うのが斬新ですが、ギリシャ神話やアテナイに興味がないと、注釈が沢山付いていて親切ではありましたが、それでも読むのが大変かもしれません。そして、怪しすぎるホムンクルスの復活やピュタゴラス教団には完全に騙されました。謎解きをされても、なんだか割り切れない残念な気持ちになりましたが、これも古代だったり、宗教絡みだったりと馴染みがないせいなのだろうと思います。
2012/09/09
みっちゃん
「薔薇の名前」のような道具立て。ちょっとややこしかった。
2016/01/06
たみ
ソクラテスが探偵役でクリトンが記述役、の文書がこっそり翻訳されたという設定。アガトンやアリストパス等と一緒に宴を楽しんだ翌日、不可解な死体が発見されて…のミステリー。けっこう猟奇的で怖かった。本筋とは関係ないんだけれど、財布やポケットがなくて小銭を口に含んで持ち運ぶのが当たり前の時代だったそうで、読んでいて口の中がウヘエとなりました(アルミホイルを噛んだ時みたいな感じをイメージしてしまった)
2015/10/02
CCC
舞台装置とキャラクターが完璧すぎた。パロディ好きの血が沸き立ちすぎて沸騰した。素晴らしい。俺得。
2015/09/06
RIN
ソクラテスを知らなくてもいい。その時代を知らなくても、読みながら自分が同じ時を生きているような不思議な感覚に絡めとられる。何なんだろう?
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