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ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M つ 4-1)

ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M つ 4-1)

ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M つ 4-1)

作家
津原泰水
出版社
東京創元社
発売日
2007-06-21
ISBN
9784488469016
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ルピナス探偵団の当惑 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M つ 4-1) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

高校生に犯罪の捜査で探偵させるために、姉が警察官という設定はなかなかよく考えられていました。現実にはそれでも不可能でしょうが、そこは小説です。3編目のラストには驚きました。こういう手法があったんですね。

2013/08/16

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

84/100点 私立ルピナス学園高等部に通う吾魚彩子と3人のクラスメイトが3つの難事件を解決するミステリー。思いのほか本格的な推理小説になっています。一話目が叙述形式のアリバイ崩し、二話目が雪の山荘の二重三重の密室殺人トリック、三話目が死体移動トリックと右手首切断の謎、というように本格マニアには垂涎もののテーマが目白押しの一冊です。この作品でも登場人物が全てユニークかつ魅力的で、彼らが繰り広げる会話や行動が面白く、重たくなりがちな物語をやんわりと和らげてくれています。ぜひ続編も読んでみようと思います。

2017/12/06

mocha

花テーマ本8冊目。初出は94年講談社ティーンズハート文庫。ルピナス学園の少女3人組と博覧強記の祀島くんが、頼りない刑事を従えて事件を解明する。少女向けのコミカルでキャラの立った作品だが、内容は本格推理もの。「冷えたピザはいかが?」「ようこそ雪の館へ」「大女優の右手」どれもよく練られたトリックと思いがけない動機が隠されている。笑える会話もどこか品が良くて、懐かしの少女漫画みたいに楽しめた。

2019/03/25

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

私立ルピナス学園高等部に通う、直観力に優れた彩子、度胸と想像力に長けたキリエ、可愛いがそれ以外特徴のないお嬢様摩耶、彩子が憧れる、知識豊富で怜悧な祠島龍彦、彩子の姉、傍若無人な巡査の不二子に、その上司の庚午。彼らが挑むのは、不完全な密室、雪に閉ざされた山荘、演劇の舞台上などで起きる事件。直感でパズルを組み立てる彩子や、頭の回転が早く奇抜な推理を披露する龍彦。摩耶のとぼけた推理や、キリエの想像力逞しい無茶な推理。どれも読んでいて楽しめた。

2016/06/12

のんき

ルピナス学園に通う少年少女が、謎を解きます。彩子の姉不二子や、彩子の友だちのキリエの迷推理や、妄想が笑わせてくれます。高校生の会話も面白かったです。推理小説だけど、ドロドロしてなくて、爽やかっぽかったなあ。

2018/01/16

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