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福家警部補の再訪 (創元推理文庫)

福家警部補の再訪 (創元推理文庫)

福家警部補の再訪 (創元推理文庫)

作家
大倉崇裕
出版社
東京創元社
発売日
2013-07-21
ISBN
9784488470067
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福家警部補の再訪 (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

シリーズ2作目は短編4作品が収録。前作に引続き、倒叙形式で進む物語。良い意味でお決まりの展開が待ち受けるのは分かってはいるものの、福家警部補のあっけらかんとした態度から鋭角に切込んで犯人を追い詰める姿がなんともカッコいい!なのに警察手帳はよくなくしちゃう…。そのギャップに彼女(本作)の魅力が伺える。今回のマイベストはお笑い芸人のコンビを軸に描いた『相棒』三十年も連れ添った二人の間で起きた事件。月日が長くなるほど確執も増えてしまうのだろうか。その結末に相方の意地を感じた。次作『福家警部補の報告』にも期待大!

2022/04/13

おしゃべりメガネ

シリーズ第2弾です。相変わらず女性刑事コロンボ的なキャラでとぼけているのか、するどいのかわからない(鋭いんですけどね)福家警部補が前作よりさらにキャラをパワーアップさせてるような気がします。といっても、犯人を確実に追い詰めていく感じはもはやミステリーの領域ではなく、ちょっとしたホラーのようです。ホント、犯人もたまらないでしょうね。個人的には第3話の『相棒』が印象的でした。このシリーズには珍しく?感動させてくれるありがたいお話でした。あまりにも主人公がCOOL過ぎて、正直感情移入が難しくなりつつあります。

2013/09/08

hnzwd

シリーズ第二弾。福家警部補の切れ味はますます鋭く、少しだけキャラも立ってきたような??倒叙形式は魅力的な犯人が必須ですが、、、前作より改善されてきている気が。失われた灯、プロジェクトブルーが良かった。

2013/09/03

Hitoshi Mita

福家警部補の執拗なまでのこだわりに犯人は追い詰められる。福家警部補のキャラがなんともいい味を出している。おっちょこちょいで可愛らしくも感じる。

2014/05/06

ちょこまーぶる

面白かった一冊でした。捜査一課の警部補とは思えないほどの小柄な女性福家警部補が事件を解決していくという内容ですが、殺人事件を解決していく過程が、結構緻密で一つ一つ積み重ねていって、加害者に反論ができない状況に追い込んでいく姿が素敵でしたね。厳つい刑事よりも彼女のようなキャラクターな刑事の方が、協力的になってくれる人も多いだろうから、現実でも考えたりした方が良いんじゃないかな?と思っちゃいますね。4つの事件を解決しているけど、自分的には「失われた灯」が好みですかね。

2021/07/18

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