製鉄天使 (創元推理文庫)
製鉄天使 (創元推理文庫) / 感想・レビュー
hiro
桜庭さんの小説は『赤朽葉家の伝説』『少女七竈と七人の・・』『私の男』に続き4冊目。どれも、一族、親子、兄妹等の血のつながりがテーマの結構重い作品だった。その『伝説』のスピンオフであるこの作品が文庫化されたので読むことにした。『伝説』を読んであらすじは知っていたが、読み始めると今までの作品と比較して、物足りなかった。『伝説』にでてくる赤朽葉家毛鞠の漫画『あいあん天使!』の原作小説のつもりぐらいで読むべきだったと、解説を読んで気付いた。次は、暗黒の家族小説という『ファミリーポートレイト』を読もうと思う。
2012/12/30
KAZOO
赤朽葉家からのスピンオフ作品でしたが、私にはどうもなじめませんでした。どうもコミックを読んでいる感じがしていて、赤朽葉家に感じたものがあまり伝わっては来ませんでした。題名も変えていたほうがすっきりしていいのではないかと思われます。一つのエンターテイメントではあると感じましたが。
2015/05/31
ソラ
あっという間に読了。サクサクとした感触で読みやすい作品でした。硬派な不良少女である小豆、カッコよかったなぁ。大人になっていく過程は切ない
2014/10/16
チアモン
赤朽葉家の伝説の世界観が好きだったから、スピンオフの製鉄天使もどうかな?と思って読んでみた。うーん。ちょっと読みづらかったかな。赤朽葉家の伝説以上の伝説ではなかったかな。でも楽しく読めたから良かった。
2019/10/01
りょうこ
漫画を読んでいるような感覚で読み終わりました。赤朽葉の姉妹編ですね。赤朽葉かすごく好きな作品だったので楽しく読めました。ぱらりらぱらりら(笑)
2012/12/16
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