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真鍮のむし (永見緋太郎の事件簿) (創元推理文庫)

真鍮のむし (永見緋太郎の事件簿) (創元推理文庫)

真鍮のむし (永見緋太郎の事件簿) (創元推理文庫)

作家
田中啓文
出版社
東京創元社
発売日
2014-03-12
ISBN
9784488475031
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真鍮のむし (永見緋太郎の事件簿) (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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したっぱ店員

ジャズは全然わからないけど、読んでいると音が聞こえてくるようなシリーズで大好きなのにこれで一応完結とのことで残念。今回はアメリカへも場所を移し、ますます冴える永見のテクニックと推理が楽しい。登場するミュージシャンたちのアクの強さも印象的。伝説とかいっぱいありそうだなあ。

2014/05/12

T. みぃた

文庫で再読☆永見緋太郎の事件簿第3巻♪ あ~ッなのに、未だに『落下する緑』『辛い飴』は読んでない。今年はせっかくお休み取ってたのに、足のことやらなんやらで、定禅寺ストリートジャズフェスティバルに行けなかったので、のほほん永見さんのジャズミステリーに浸りました♭ 続きも出そうな雰囲気なので、その前に1巻2巻読まねば!

2015/09/26

gachi_folk

ニューヨーク、シカゴ、ニューオリンズ。財布に金はないけれど、街にはジャズがある。ジャズじゃ腹は膨れないけれど、いろんなものが満たされる。相も変わらず最高なシリーズ。ここで一先ず休憩ってのが寂しい。この三部作のおかげで我が家のレコード棚にジャズものが増えた。文字から音が伝わる小説ってすごいな。もっともっとスウィングしたい!

2015/09/08

ファーラス

再読。やはり面白い。永見と唐島のジャズ師弟コンビ、ジャズミステリ短編集3作目。現状での最終刊。3巻では日本を飛び出し、シカゴやニューオーリンズといったジャズの聖地で武者修行をする傍ら、ジャズを伴って発生する謎を永見が解決する。コンパクトな短編の中に、ご当地とジャズゆえのメインキャラクターたちの進行型ストーリー、そして興味を引くミステリ、ヒューマンドラマを組み込み続けるのは並大抵の技ではない。軽く読めて演奏シーンでぶち上がるライトミステリの体を取っているが、極めて高い技術がそれを実現している。続刊希望。

2024/07/11

tako

シリーズ3作目。最初のほうのミュージシャン同士の話は登場人物が濃すぎて読んでいて疲れた。まあ、だからこそマイペースで空気を読まない永見の設定が生きてくるって部分はあるんだけど。それに対して唐島とのアメリカ2人旅の部分は面白かった。ニューヨーク、シカゴ、ニューオリンズと街と音楽が融合したような場所でそれぞれの音楽と向き合い自分のこれからを見つめなおす唐島と永見の姿が生き生きと描かれていて楽しく読めた。現地のミュージシャンたちとのエピソードもよかった。 スカイエマさんイラストの表紙も素敵。

2014/04/12

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