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平台がおまちかね (創元推理文庫)

平台がおまちかね (創元推理文庫)

平台がおまちかね (創元推理文庫)

作家
大崎梢
出版社
東京創元社
発売日
2011-09-16
ISBN
9784488487041
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平台がおまちかね (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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さてさて

『たとえネット書店があっても、本を目にする機会が減れば興味そのものが薄れていく』。危機感を共有しながらも、少しでも本を手に取ってもらえるように日々努力を続けられる人たち。『新人営業マン』の主人公、そして、コミカルな登場人物たちの存在によって身近なこととして一般人にも分かりやすい目線で様々な事ごとが見えてくるのを感じるこの作品。本屋さんに10年以上勤められてきた大崎さんだからこその強い説得力と、大崎さんならではの優しい文体の一方で、大崎さんならではの身近なミステリーが上手く織り込まれた素晴らしい作品でした。

2022/07/16

佐々陽太朗(K.Tsubota)

世の中にこんなに楽しそうな仕事があったとは。過去、出版社の編集(とりわけ作家担当)だとか、図書館の司書、書店員さんをうらやましく思ってきましたが、そうか、出版社の営業担当があったのだ。これは本好きには天職ではあるまいか。またまたお気に入りシリーズができてしまったようだ。早速、書店に行き『背表紙は歌う』を購入。「成風堂書店事件メモ」シリーズも気になる。『配達あかずきん』『晩夏に捧ぐ』『サイン会はいかが?』も買おう。あっ、その前にジョン・ダニングの未読本を読まねばと、本棚の積読本『災いの古書』を手にとった。

2014/04/30

hiro

成風堂書店事件メモシリーズ『晩夏に捧ぐ』から続けて読む。古書店を含めて書店員の小説は結構読んできたが、出版営業マンの小説は初めてだったので、今までと違った視点のこの短編4編は面白かった。書店、出版社でおこる日常ミステリの方は、成風堂書店シリーズよりもライトな感じで、ちょっと気分転換に軽い本を読みたいときにお勧め。「ときめきのポップスター」にでてきたポップ販促コンテストの10冊は、『ななつのこ』しか読んだことがないので、小説のなかのポップを見て、面白そうな作品は読んでみたい。ひつじくんの続編も読みます。

2013/07/02

マコポン

大崎梢さん初読みです。普段ではわからない出版社の営業さんの仕事や書店員さん達との関わりがわかりとても面白かったです。これからは本屋さんに行ったら営業さんを捜してしまうかも。続編を早く読みたいです。

2014/09/07

ダイ@2019.11.2~一時休止

出版社営業・井辻智紀の業務日誌その1。出版社の営業が主人公の連作短編集。絵本の神様がイイ。

2015/01/09

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