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ミステリなふたり ア・ラ・カルト (創元推理文庫)

ミステリなふたり ア・ラ・カルト (創元推理文庫)

ミステリなふたり ア・ラ・カルト (創元推理文庫)

作家
太田忠司
出版社
東京創元社
発売日
2016-09-25
ISBN
9784488490119
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ミステリなふたり ア・ラ・カルト (創元推理文庫) / 感想・レビュー

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mae.dat

デザートを含むアラカルト短篇9篇。「いつもの様に推理して欲しい」みたいな台詞にもしやシリーズ物と思ったけど、後ろの広告にもその様な物ないし、と思って読んでたら、解説に書いてあったよ。主夫の新太郎くんに依る安楽椅子探偵物なのですけど。妻兼愛知県警警部補の景子さんのキャラに全振りですね。自分とは一緒に仕事をしたくないと思われている自覚があるのね。それ位キツい性格みたいなの。なのに家では夫にデレデレなのよ。新太郎くんは料理も得意で、景子さんの癒しにもなっているみたいだけど、殺人事件と料理の相性は如何なのかなぁ。

2023/05/18

三代目 びあだいまおう

超ライト!1話3~40頁の短編がまさにア・ラ・カルトのように軽~く楽しめる。主人公の女刑事景子には異名が。曰く鉄女(アイアンレディ)、曰く氷の女、曰くカミソリ女、氷の女王!県警内でその武勇伝を知らない者はいない。しかし彼女はご主人を溺愛?してて、料理上手な彼の作る一品一品に舌鼓!というかデレッデレ!職場の仲間には見せられないツンデレ!このギャップ、萌えます❗食事の時に景子が語る事件の愚痴(?)から事件の解決の糸口を掴むのはいつもご主人、そんな話がライトに連なる。最終章のエピソードはなかなかよかった‼️🙇

2019/08/07

コットン

軽めのミステリで女刑事が主人公でその夫が推理していくという物語。女刑事の景子さんの家では夫にデレデレなのが良い。

2024/01/05

したっぱ店員

お気に入りのシリーズ、第3弾。安楽椅子探偵部分+おいしい手料理描写、どちらもさらっと楽しく読める。夜中に帰って食事をする景子さんのためか、野菜や魚が多い新太郎さんの料理、工夫されてるなあ。有能なのは新太郎だけで、景子さんは別に何もしてない気がするけど、まあそれはそれで。あと、ラブラブ部分が減ったので個人的にはより読みやすくなった。良かった。

2017/10/10

山本真一郎

読了。シリーズの3冊目にして初めての創元推理文庫。既にハードカバーで出ていたのは知らなかった。前2作と同じくミステリとしては、或いはキャラクター造形も含めて、至ってライト且つ安定していると思う。何処から読んでも安心して読める点が短編集としては理想的と言えるかもしれない。唯一ラストの「男と女のキャラメリゼ」だけは最後に読んだ方が良いかもしれないとしても。タイトルの付け方が非常に秀逸で個人的には結構気に入った。作者のセンスの良さかもしれない。非常に安定したシリーズなので続編が出ればまた図書館で借りたいと思う。

2017/07/16

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