ミステリなふたり あなたにお茶と音楽を (創元推理文庫)
ミステリなふたり あなたにお茶と音楽を (創元推理文庫) / 感想・レビュー
hnzwd
外ではクールな刑事の景子と、在宅で働くイラストレーターの新太郎の2人を主役に据えたシリーズ。今回は紅茶と音楽を効果的に使いながら、きれいな連作短篇集になっています。安楽椅子探偵として事件を解決してしまう新太郎と、新太郎の作る美味しそうな料理もいつも通り。事件は若干悲惨なのが多めですが、、安心して読めるシリーズ。
2020/06/09
ち~
京堂夫妻シリーズ④いつもの2人の仲良しぶりや謎解き、新太郎の手料理、そして今回は新太郎の仕事が絡むエピソードも楽しめた、短編7話。最終話では大好きな歌が使われていたのも嬉しい。ジャム入りのティーソーダ、飲んでみたい🍹
2022/04/24
マッちゃま
いや〜実に面白い♪安定の面白さに一味加えたシリーズ第4弾。細かい事に拘らなければ刊行順を気にせず読める安楽椅子探偵物の短編集かとも思います。新キャラ登場や以前に比べてイチャイチャ度は減ったものの夫婦仲は変わらず。30〜40頁の7作なのですが全体を通しての仕掛けもあって最終話で明かされる謎解きはヤラレタって思いました。エレガントな紅茶と音楽に纏わるエッセイから始まり、そこから本編に突入する流れは絶妙な導入部でもあったりします。飯テロ茶テロ覚悟、いや寧ろ紅茶を用意して本書を楽しむのが一番のオススメかもです。
2020/06/04
クキモン
シリーズ4作目とは知らずに初読み。でも違和感なく読めました。氷の女王と呼ばれる警部補が、家に帰れば普通に可愛い奥さんに豹変。料理上手な旦那さんが作った夕食の席で、観察力の優れた旦那さんが解決のヒントを出すという一種の安楽椅子探偵もの。紅茶に関する知識も増えました。一作目に戻って読みます。楽しみです。
2024/10/06
くろねこ
作中作のエッセイが穏やかな空気感で各章に華を添えていて、これまでとはちょっと趣が違うかな…と思ったけどそんなことなかった。 番外編のような新太郎と瞳の遭遇もよかったし、満足☺️
2021/05/14
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