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死者の書 (創元推理文庫) (創元推理文庫 547-1)

死者の書 (創元推理文庫) (創元推理文庫 547-1)

死者の書 (創元推理文庫) (創元推理文庫 547-1)

作家
ジョナサン・キャロル
浅羽莢子
出版社
東京創元社
発売日
1988-07-14
ISBN
9784488547011
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死者の書 (創元推理文庫) (創元推理文庫 547-1) / 感想・レビュー

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nuit@積読消化中

以前、著者の短編集を読んだ時以上に不思議な感覚。ホラーではないが、ホラーよりも恐ろしい迷宮に入ってしまったような…これぞキャロル・ワールド!?奇妙な読後感からしばし抜け出せない。

2021/11/22

財布にジャック

以前「黒いカクテル」を読んだ時は、難解で苦戦しましたが、今回はサクサク読むことが出来ました。主人公が天才作家の伝記を書くために、逗留した町を舞台にしたホラーでファンタジーな作品です。これがデビュー作とは思えない出来ばえに惚れ惚れしました。確かに・・・この世には行ってはならない町があるんですね。オチもシュールで、ゾクゾクしました。キャロルの作品を、もっともっと読んでみたくなりました。

2011/10/14

HANA

天才作家の住んでいた町へ、その伝記を書くべくやって来た主人公。ただその町にはどこか一風変わっていて…。序盤から町のどこかずれている空気は表明されているのだが、それが何か遅々として進まず、フラストレーションが貯まる。主人公のファザコンというか鬱陶しさもそれに輪をかけているし。ただ後半で町の秘密が明かされてからは一気に加速。秘密も安心立命というか、ジョジョやある哲学者の思想だったら別な使い道をされているが、こういう料理法もあるのだと感心させられた。「ダークファンタジー」より後半完全「ホラー」、実に面白かった。

2019/10/28

はらぺこ

自分には退屈でした。自分の脳では文章とか言い回しが理解出来なかったようです。主人公のトーマス・アビイの事は最後まで好きになれなかった。

2012/11/15

Tetchy

ラストは秀逸。プロットは途中で解ったものの良質。ただ、語り口がどうも合わなかった。

2009/01/02

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