500年のトンネル 上 創元推理文庫 F フ 7-1
500年のトンネル 上 創元推理文庫 F フ 7-1 / 感想・レビュー
のっち♬
舞台が16世紀と21世紀が〈チューブ〉で繋がっている英国。未来人が提供する鎮痛剤に耽溺した野盗一族が資源を要求されるというきな臭い開始。生活模様や愛憎表現の掘り下げが丁寧で、異文化に触れたフレッシュな感覚が細やかに描かれている。事あるごとにやりとりが迂遠なのでテンポは悪い。人間とエルフをモチーフにした構図が話を引き締めている。正直である必要性がない絶対的な優位差がアンドリアの判断にのしかかるのも話の面白味。恋愛関係はトリガーとして使われているが描写は消極的、不思議な組み合わせなだけにここは説得力が欲しい。
2022/07/29
topo
スターカーム! 500年前の辺境氏族と昔の豊かな資源を狙う私企業の攻防が面白い。 詳細感想は下巻へ。
2020/07/19
綾乃
感想は下巻にて記載予定ですが、ううむ。 みなさんが書いていますが誰にも感情移入できない・・・。
2018/10/16
がる
ガーディアン賞受賞作。 休み時間に読もうと、先月会社に持っていったけど、仕事がなく会社にあまり行かないはめになり(泣)全然進まず・・・。結局持ち帰って家で読み始めたらあっという間でした。 下巻もこのまま家で読みます(^_^;) 感想は下巻にて・・・。
2011/04/30
よきかな
現代世界ではさえない大女のアンドリアが、通訳として企業に雇われ、16世紀に送りこまれると美女として扱われるのがおもしろかった。16世紀の男性は太目の女性がお好みか。かつて一度これを読もうとした時は、ピーアの態度にイライラし挫折したのだけれど、今読んでみると楽しめた。とはいえ、視点人物が定まっていないのがちょっと読みづらい。
2014/06/24
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