500年の恋人 (創元推理文庫) (創元推理文庫 F フ 7-3)
500年の恋人 (創元推理文庫) (創元推理文庫 F フ 7-3) / 感想・レビュー
のっち♬
『500年のトンネル』続編。別人のピーアとやり直すために更なる異次元の16世紀に来たアンドリア。テーマ性はそのままに、異文化を一方的な価値観で測ろうとする不毛さをより浮き彫りにした印象。結婚や葬儀の儀式の描写が入念で、氏族独特の死生観を垣間見れる。ミックとかいう恋人を終始キープしつつ二人のピーアに走ろうとするこの姑息さ。辞めると言い出すタイミングもプロ意識ゼロ。別世界を引っ掻き回して容赦なく使い捨てる彼女はFUPに相応しい素質があるようだ。見たくない物に蓋をしているだけな気も。果たして続編翻訳に繋がるか。
2022/08/03
topo
500年前の世界に残してきた恋人がなぜ現代に?甘いタイトルとは裏腹に、陰謀渦巻く悲劇的な展開。タイムトラベル&平行世界という設定に若干混乱するも獣の匂い、鬨の声、生命力溢れる16世紀に浸る。時を超えた戦と恋の行方から目を離せない。 とても続きが気になる終わり方だけど、続編出ないのかなぁ。 と思い調べたら、続編あった!『A Sterkarm Tryst』! 翻訳されますように🙏
2020/07/21
takemaster
書評: http://takemaster2009.blog47.fc2.com/blog-entry-517.html
2010/04/25
シードラ
前作は好きになれなかったけど一緒に買ったので一応読破。まず題名がいただけない。恋物語ではないし延々と続く戦いのシーンには辟易。前作同様パラドックスの過去という設定はいいが、前の世界で失敗したから次の世界?3部作につなげる為だろうけど、この作者はいかに人間が愚かなのを描きたいのか?そしてここまでヒロインに感情移入できない物語も珍しい。果たして賞を取るほど面白いお話なのか?3作目が出ても、買うかどうかは微妙です。
2010/08/14
はのん
内容よりなにより、文庫なのに値段にびっくりした(笑)
2010/03/31
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