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太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー全集3> (創元SF文庫)

太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー全集3> (創元SF文庫)

太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー全集3> (創元SF文庫)

作家
エドモンド・ハミルトン
鶴田謙二
野田昌宏
出版社
東京創元社
発売日
2004-10-28
ISBN
9784488637132
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太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー全集3> (創元SF文庫) / 感想・レビュー

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ぽんすけ

太陽系七つの秘宝の悪の首魁のウル・クォルンが結構私好みだった。著名な科学者だったのに刑務所に入れられて、出所後どさ回りのサーカス団で落ちぶれている。でも実は…って設定がいいよね。顔がイケメン設定なのも良かったのかもしれないw確か前にも言及したがジョオンがめちゃくちゃ足ひっぱりまくりで、どこが腕効き諜報部員なのか謎である。これ当時読んでた人はイラっとこなかったんだろうか。その癖態度がでかいんだな。私はガンダムで育ってしまったので悪は悪!絶対悪!みたいなアメリカテイストがあんまり得意ではないことがわかってきた

2024/10/04

Majnun

「秘宝」で語られるカーティスとウル・クォルンの因縁は、親族の仇は絶対とする火星文化との衝突で複雑化している。世界の争いには多かれ少なかれこのような要素があり、21世紀になった今もこれを克服していないことをこの古い時代に書かれたSFは喝破している。「宇宙船強奪」ではカジノ小惑星というアイディアを使って、条文至上主義という法治社会の限界を嗤う。やはりここでも人間の社会は進化しているようで滑稽なところは滑稽なまま残る傾向があることがわかる。政治家がSFを読んで自分のたちの能力不足を恥じる時代は来るのだろうか。

2015/04/24

りょうけん

本キャプテン・フューチャーシリーズ、もちろんスペース・オペラSFなのだけれども、多分に謎解き探偵小説的な要素も持っている。 敵の怪人物は必ずその正体が別名の登場人物である数人の候補者の中から絞られていくのである。 すなわち様々な状況証拠からサイモンとガーファンクル,ぢゃなかったサイモンとカーティスの二人が「うーむうーむ」と推理して問題解決していくのだw。すまぬすまぬ。

2018/04/07

8番らーめんR

再読。太陽系憲章の適用外のギャンブル小惑星。「フェッセンデンの宇宙」よろしく極微宇宙で格闘するキャプテンとクォルン。宇宙のサルガッソからの脱出。加速装置が作動した時の描写。宇宙船太陽系一周レースに手に汗握る。機械人間の集団。などなど自由奔放すぎるイマジネーションの数々が痛快。これが真珠湾攻撃と同じ年に書かれたという事実に今更だが嘆息するしかない。

2017/08/27

siopop

ペットでは先行されていたオットーにここでやっとお似合いなペットが加わりました。 変身モグラのオグー、これで金属を何でも食べてしまうグラッグのイイクに対抗出来る? キャプテン・フューチャーシリーズの楽しみの1つはやっぱり、グラッグとオットーの掛け合い漫才的な喧嘩にあると思うので、より一層の大喧嘩シーン?が読みたいです。 所でグラッグって人口皮膚を付けただけで人間で通るの?なんとも無理あり過ぎな気がします。

2014/10/23

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