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賢者の石 (創元推理文庫 641-1)

賢者の石 (創元推理文庫 641-1)

賢者の石 (創元推理文庫 641-1)

作家
コリン・ウィルソン
Colin Wilson
中村保男
出版社
東京創元社
発売日
1971-06-10
ISBN
9784488641016
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賢者の石 (創元推理文庫 641-1) / 感想・レビュー

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みも

100ページで断念。多くの数学者・科学者・心理学者・芸術家を披瀝しつつ、神秘思想と科学の融合を図る様な導入部が延々と続く。哲学的な文章に眩惑され、頭の中がカオスに陥り収拾がつかず。僕には難解過ぎました(-_-;) 理系の方は楽しめるかも知れません…。

2017/05/28

棕櫚木庵

さまざまなジャンル小説の型を借りるのが好きなコリン・ウィルソンが,今度はクトゥルフ神話に挑戦・・・ということで,私の二つの関心が交わる小説だったのだけど・・・.また,ライエルの名前もなつかしく,意識の拡大というテーマにも興味があったのだけど・・・.そんな話はきれいさっぱり忘れている.覚えているのは,アレクサンドリアを出航するあたりまでの幸せな幼少年期.ひょっとして作者は,そうであってほしかった自分の幼年期をここで創造したのでは.『夢見る帝国図書館』の喜和子が自分のあるべき生涯をおしゃべりで創造したように.

2020/01/31

イツキ

矛盾の発生しないタイムトラベル、クトゥルフ神話など他有名作品の引用は面白かったですし、ストーリーも興味深かったですが文体が固い点と話が脇道に逸れていくことが多く読みづらさもなかなかでした。歴史など逸れた先の内容に興味がある方ならもっと楽しめるかと思いました。

2021/03/21

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

**注)ネタバレ**傑作クトゥルー小説。哲学、脳生理学を始め、トランスパーソナル心理学などをエッセンスしたタイムトラベル論を緻密かつ大胆に展開する著者の技量に驚愕。過去の歴史を視覚的に視る能力を得た主人公が、シェイクスピア=ベーコン説などの考古学研究を行う内にラヴクラフトのクトゥルー神話に登場する古き種族が実在した事を突き止める。古き種族がなぜ滅びたのか、なぜ猿が奴隷として選ばれ人間にされたのかと、ダーウィン進化論の骨子である"自然選択"に対する独自解釈が秀逸。深い造詣に裏打ちされた極上のSFを堪能。

2012/03/30

tama

自本 相当昔に買って何度も読んでるのは面白いから。導入が長い(ほぼ延々という感じ)のですが、ニューマン合金が登場してもう少しするとギヤがトップに入ってグイグイ行けます。昔の文庫本なので紐シオリがついててこれが重宝。ページは小さな文字でびっしり。「ヴォイニッチ写本の謎」っていう本が図書館にあるのを見つけたのでこれから借ります。

2014/10/05

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