赤い護符【新版】 <ルーンの杖秘録2> (創元推理文庫)
赤い護符【新版】 <ルーンの杖秘録2> (創元推理文庫) / 感想・レビュー
しまっち。
忠実に旅を共にしてくれるオラダーンには出会ったものの、 なかなかイッセルダに、カマルグにたどり着けないもどかしさ。戦士にも、ダヴェルクにも振り回されるホークムーン。ちょっと気の毒だけど、それがどううまくつながっていくのか面白いところでもある。ダヴェルクがだんだん頼もしい仲間になっていくのは好ましい。そしてカマルグはとりあえず危機を逃れたが、さて続きも楽しみである。
2017/08/26
餅屋
《永遠の戦士》2冊目、黒い宝石から赤いアミュレットへ▲額に埋め込まれた宝石から解き放たれカマルグへ。帝国の覇権拡大を阻むのが使命?ルーンの杖とは▼ペルシャからの帰り道を地図片手に楽しむ。シリア~トルコ~黒海~ウクライナ~カラパチア~スロバキア「旦那!オオカミ男じゃなくて、おらオラダーンでガンス」や、咳きこみながら「あんたの健康がうらやましいよ。いずれにせよ伊之助ではない、ダヴェルグだ」と疑心暗鬼な珍道中。狼騎士団長メリアダス男爵はよく働き、暗黒帝国の版図拡大は鬼気迫る勢い。何度読んでも面白い(1968年)
2024/01/03
kuma-kichi
ホークムーンって、なんだかちょっと滑稽さを感じる。ダークな世界観の中でとってもアンバランス。
2019/01/24
たかへ~
護符を入手。ほかの世界の自分との出会いはあるのだろうか。
2013/07/27
五城(Gojou)
ユイラム卿と言い、黒玉と黄金の戦士と言い、なにか作戦があるのなら、ひとこと主人公に言ってあげれば、主人公の心も無駄に悩まされなくて済むと思うのだが、どうなんだろうね。昔から、「敵を騙すには、まず味方から」なんて言いますが、やり過ぎだろう。まあ、読んでいるものとしては、まあ、パターンだ!王道持ってきたぞと、面白いのだけど、やっぱり気の毒だ。
2011/12/05
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