琥珀のひとみ (創元推理文庫 681-1)
琥珀のひとみ (創元推理文庫 681-1) / 感想・レビュー
kurupira
独特な世界観でも深みを感じる作品が多い。表題作よりは「高所からの眺め」「錫の兵隊」が良い。古本屋で帯にヒューゴー賞とあったので手に取ったが、なかなか掘り出し物な¥300でした。
2018/03/28
mayama@読書生活自由型
物凄く久しぶりに再読。今回改めて読み返してみても分かりづらいお話もありましたが、やっぱり『錫の兵隊』は珠玉。ウラシマ効果で年を取る速度が遅い女性宇宙飛行士と体のほとんどが人工のアンドロイドでこれまた通常の人間と別の時間を生きるバーテンダーの、街並みや客層が変わる中で長く静かに育まれる恋愛話。何を失ってもずっと一途に彼女を待ち続ける彼の存在が切なくて大好きです。あと、今回読み返してみて『メディア・マン』も面白かったな。わたしも誤解が解けたし再会したらこの二人はうまくいきそうな気がするのですが。
2011/12/10
いちはじめ
SF短編集。これはかなり粒ぞろい。
2003/06/05
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