銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-11)
銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-11) / 感想・レビュー
p.ntsk
再読。時系列的には本編(正伝)1巻の1年前第3次ティアマト会戦から惑星レグニツァ上空遭遇戦に始まる第4次ティアマト会戦までのエピソード。まだラインハルトがミューゼル姓を名乗り自らの権力基盤確立に踏み出した頃の話。後に麾下に加わる者たちもチラッと顔見世。読みどころは後に帝国の双璧と称されるロイエンタール、ミッターマイヤーとラインハルトとの出会いの場面。出会うべくして出会ったのだと思うのと同時に行く末を知る身としては感慨深いものがあります。
2020/11/27
ずっか
時系列を追って再読中。なので外伝から読んでいます(^o^;) そのせいか、今までまったく興味がなかったラインハルトが可愛くてしょうがない!自分でも信じられない!キラキラ✨してて応援したくなる!私、年取った( ≧∀≦)ノ 外伝から読んでると、本編は2巻で終わってもいいんじゃない?という気になった(笑)
2020/08/27
Aquarius
銀河英雄伝説外伝第1巻は主にラインハルトとキルヒアイスのアーリーデイズ。どのタイミングで外伝を読んだらよかったのかな?とか思ってしまうが、何度も読み返して彼らに会いに来るべきなんだろう。期待しか残らないような解説を読んでしまい、内容を思い出せない自分がちょっと歯がゆい。魅力的な登場人物のオンパレードの本編、2017年リメイク版までに再読を必ずする!!!ヘテロクロミアなる人物の魅力がちょっと分かった気がした外伝でした。
2016/07/11
シタン
イゼルローン攻略に向けて読んだが懐かしすぎて泣いた。東京最後の日々を思い出す。修辞を駆使したSF架空歴史小説の外伝ということで、正伝以前の、主に帝国側の物語が語られる。蒼氷色(アイス・ブルー)の瞳への金銀妖瞳(ヘテロクロミア)の忠誠がとても良い。若き日の登場人物たちの邂逅が語られると共に、帝国の歴史や政治も描写されている。正伝で帝国に注目していなかった僕にはとても新鮮だった。 さて。帝国側が中心とはいえ同盟側の話もわずかに出てくるのだが、さらりと名言を放って心をくすぐってくる黒髪の青年の魅力には抗えない。
2019/10/02
りんご
ロイエンタール、ミッターマイヤーとの関係の構築される様。帝国の歴史のお勉強。まだこの局面ではこの人たちは死なない、と安心して読んでいける。序盤でキルヒアイスが回想する。“現在の自分は長い夢の回廊を歩いているのではないか”“夢を見てました、ぼくたちふたり、軍人になって宇宙戦艦に乗ってたんです、敵をやっつけて凱旋したんですよ・・・・。”ずっとずっと、心はここに毎回戻ってたんじゃないかなー。
2020/07/26
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