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炎の記憶 (田中芳樹初期短篇集成2) (創元SF文庫)

炎の記憶 (田中芳樹初期短篇集成2) (創元SF文庫)

炎の記憶 (田中芳樹初期短篇集成2) (創元SF文庫)

作家
田中芳樹
出版社
東京創元社
発売日
2017-09-29
ISBN
9784488725228
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炎の記憶 (田中芳樹初期短篇集成2) (創元SF文庫) / 感想・レビュー

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流之助

田中芳樹初期短編集第二弾。のちの作品につながるエッセンスを持つ作品がならぶ。冬木涼平シリーズはちゃんと完結してほしかったな。銀英伝や創竜伝にみられる、社会批判の眼差しはこのころからはっきり現れている。ハードボイルド小説の流れをくんだ作品もよかった。歴史に対する広い視野から描かれるSFも。ペンネームを田中芳樹に変えた時期くらいに書かれた作品だそうで、感慨深い。「白い顔」が一番好きかな。

2018/04/02

緋莢

李家豊名義の作品と、田中芳樹となってからの作品、あわせて11編が収録されています。表題作と「夜への旅立ち」、「夢買い人」は、幼いころの皮膚移植によって、超人的な能力を持つようになってしまった冬木涼平が、日本の政財界を裏から支配する老人に目をつけられるという『創竜伝』の元になった話。ただし、あの作品ほどの明るさは無いですし、中途半端なところで終わってしまっています(続く

2022/10/10

びっぐすとん

110円本。初期短編集ということだったが、最初の3つは連作でしかも「え?ここで終わり」というものだった。これから面白くなりそうだったのにと思ったら『創竜伝』の原点らしい、読んでないからわからないけど。『銀英伝』の華麗さ、勢いは無いけれど宇宙を舞台にした作品には片鱗が見える。「長い夜の見張り」「ブルースカイ・ドリーム」「白い顔」が良かった。

2021/04/10

アルビレオ@海峡の街

初期短篇集2巻。冒頭3作品は「創竜伝」のプロトタイプとの事。他の作品も含め、これ一冊で様々なジャンルの短篇を楽しむことができる。「ブルースカイ・ドリーム」「銀環計画」が特に好み。どちらも映像化したら面白そうだ。通して2冊の短篇集を読んだことで、田中芳樹ブームが来てしまった。まだ未読の作品がたくさんあるので、少しずつ読んでいこう。

2021/08/28

サン

田中芳樹さんの初期作品の短編集。SFあり、怪奇ファンタジーあり、冒険譚あり。現在に続く田中芳樹さんが読めます。1の緑の草原に…よりライトな感じです。

2017/10/26

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