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行き先は特異点 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

行き先は特異点 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

行き先は特異点 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

作家
大森望
日下三蔵
出版社
東京創元社
発売日
2017-07-28
ISBN
9784488734107
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行き先は特異点 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫) / 感想・レビュー

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keroppi

弐瓶勉「人形の国」を目当てに読んだが、実に多様な作品が収められ、楽しみながら今のSF状況を知ることが出来た。新進作家がいる中で、眉村卓の作品があったのは嬉しかった。老境に入った作者の私小説的SFで、一番共感してしまったのは、自分も年を取ってしまったということか。巻末には、2016年のSF作品が解説してあるが、読みたい本がいっぱいあって困ってしまう。

2018/05/08

はるを

⭐️⭐️⭐️☆☆。割りとハード(に感じた)なSF短編集。まぁ、まぁ。笑。「人形の国」「太陽の側の島」「悪夢はまだ終わらない。」「海の住人」「古本屋の少女」「二本の足で」「電波の武者」は面白く愉しく読めた。反面、つまらないのは恐ろしくつまらなかった。途中で読むのを止めたのもある。

2017/10/15

巨峰

図書館で特集コーナーにあったので借りてみたけど、読んでよかった。読んだことある人で良かったのは、藤井太洋さん、高山羽根子さん、上田早夕里さん。初読でよかったのは、山本弘さん、久永実木彦さん、秋永真琴さん。他の作品も読んでみよう。

2024/11/02

鷺@みんさー

漫画はどれも面白かった。とは言え『人形の国』と『性なる侵入』とは真逆の面白さだけど。倉田タカシ『二本の足で』は、なるほど納得の面白さ。この世界観をもっと読みたいなぁ。高山羽根子『太陽の側の島』も良かった。往復書簡でこういう話になるのが染みる。宮内悠介『スモークオンザウォーター』も好き。味わいかみかみ。そしてヤスミンは確かにエロでグロなんだけど、タイトルからまんまなあの御方に持ってかれるよな~やっぱり。ヤスミン、またの名を【ガ】。

2021/11/21

阿部義彦

あーやっと読み終わりました。短編集なので少しづつ読み進めましたがどれも楽しめました。今回は漫画が3篇と多かったですが。石黒正数さんの「性なる侵入」の阿呆ぶりにはぶっ飛びです。ディックの「聖なる侵入」からのもじりですがここまでエロ下らなくしてくれるなんて。デックの「聖なる侵入」は買って積読になってますがしばらくは読めなくなりました。まあどっちもイッチャッテるといえばそうなんですが。あとは写真とのコラボでの作品特に「古本屋の少女」が良かったです。端正な作品という事では「太陽の側の島」が印象的。

2017/09/22

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