スチーム・ガール (創元SF文庫)
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スチーム・ガール (創元SF文庫) / 感想・レビュー
ちょき
最近誘惑多く読書量が減衰。そんな中比較的読みやすい海外文学をと思い本書を手に取る。日本人ラノベ作家がかいたような錯覚も若干ありつつも中世アメリカながら蒸気仕掛けのメカも登場するという自由なSF小説だった。百合という概念が馴染めずレズと書くが、そんな要素もありわかりやすい悪党と戦うヒロインの活躍にハラハラ、ワクワクしてしまった。そんなこんなで今月やっと2冊目を読み終えたところですごめんなさい。
2018/06/19
星落秋風五丈原
アメリカ西部みたいな街が舞台のスチームパンク。インド人の女性を巡って街の顔役がいろいろと仕掛けてくる。
2018/01/08
芳樹
港町ラピッド・シティーにある高級娼館を舞台にした、スチームパンク百合冒険活劇(ごった煮風な紹介になってしまった)。蒸気駆動タイプの機動甲冑ってロマンだよな(主な用途はミシンだけど)。もっと甲冑を使った戦闘シーンがあっても良かったな。翻訳の文体に癖があってちょっと読むのに手こずりましたが、総じて面白いSF小説でした。
2019/03/12
ショコラテ
『少女は蒸気駆動の甲冑を身にまとう』高級娼館の"縫い子"のヒロイン。言葉通りの意味だと思ってたので、読んでて話が繋がらなくて、頭の上に?マークが浮かぶ。全体的に描写がわかりにくいのと(肝心のミシンもね)、LGBT要素盛り込みすぎてとっ散らかった印象。フランシーヌさんとか副保安官とか、魅力的なキャラもいるんだけど、登場人物が多すぎて追えてない。ヒロインがプリヤに恋した理由もイマイチわからない。恋に落ちるにゃ理由はいらぬ…かもしれないが。スチームパンクならやっぱり『アレクシア女史』シリーズ推し。
2019/12/02
小太郎
装丁のイラストに強く惹かれました。今流行?のスチームパンクそれも19世紀のゴールドラッシュに沸くアメリカ西部の架空の都市ラビッドシティが舞台。 娼館で働く主人公カレンの所に二人の少女が逃げてくる所から始まります。前半はややモタモタしてるが後半はあのネモ艦長もどきや飛行船などガジェットが百花繚乱状態、ただ主人公のビアンなところをふくめて色々なマイノリティや心の傷問題が出てくるんですが、ここは折角の舞台設定なのでストレートな活劇に絞った方が良かったかもしれません。ちょっと詰め込み過ぎかな?
2017/11/24
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