ウィーツィ・バット (創元コンテンポラリ フ 1-1 ウィーツィ・バット・ブックス 1)
ウィーツィ・バット (創元コンテンポラリ フ 1-1 ウィーツィ・バット・ブックス 1) / 感想・レビュー
冬見
愛が死を招いてしまうような世界で、どうやったら生きていけるんだろう……愛があるから生きていけるんだよ。「おれ、ゲイなんだ」と言う親友を「そんなことどうでもいいよ」と抱きしめて、「ってことは、あたしたち、一緒にオトコをゲットしにいけるわね」と手を取るウィーツィは最高にクールでセクシー。ポップでエキセントリックな文章がクセになる。続きが楽しみ。
2017/04/11
ともえ
こんなのあり?ってくらいびっくりした作品でした。登場人物みんながきらきらしていて、素晴らしい関係を築いているのがうらやましいです。仲間になりたいです。
azimuth
すっごく好き、っていうんじゃないけど、なんとなくいいよね。現実とおとぎ話のちょうど境目って感じ。アメリカのゲイってかっこいい、と思うのは偏見?ウィッチベイビに期待が高まる。
2010/03/02
Apollo
なんともおしゃれなウィーツィ。自由で奇抜で、品行方正な大人は眉をひそめるかもしれない。でも、彼女もその仲間も、「末長く幸せに生きる」には、魔法や出会いだけでは実現できないことがわかってる。だからこそ、自分たちの生き方が大事だってことも。そういうところが、とってもクール。
2022/09/23
うー。
米で発表されたのは1989年、日本で翻訳・出版されたのが1999年!思春期の頃読みたかったけど、当時は興味なかったかな。R・S・トライスさん、金原さんの紹介を読んで手に取りました。薄い本だけど、密度は詰まってます。自分のよいと思う方にすすみ、そこで人と関わって、居心地のよい場所を作り上げるウィーツィはすごい。芯のある人にあこがれます。スピーディに話が展開し、もう少し説明が欲しいと思うところもあったけど(映画作りの所とか)、苦しんだり、悩んだりもするウィーツィと登場人物(子どもちゃんも)が魅力的でした。
2017/10/04
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