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流浪の月 シナリオブック (創元文芸文庫)

流浪の月 シナリオブック (創元文芸文庫)

流浪の月 シナリオブック (創元文芸文庫)

作家
凪良ゆう
李相日
出版社
東京創元社
発売日
2022-06-13
ISBN
9784488803032
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流浪の月 シナリオブック (創元文芸文庫) / 感想・レビュー

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りゅう☆

小学生の更紗が19歳文の家で暮らした2ヶ月を世間は女児誘拐事件と呼んだ。そして15年後二人は再会。お互い恋人はいたが、更紗と文の絆は深かった。映画『流浪の月』を観たのは1年前だけどセリフを追うと映像が蘇ってくる。文の秘密は原作読んで知ってたのに更紗に明かすシーンは衝撃的だった。凪良ゆうさんと李相日監督の対談あり。「映画『流浪の月』は私が小説で書いたことの根幹を、それこそ世界そのものをまるごととらえていました。だからどんなに場所や台詞が変わっていても、これは確かに『流浪の月』です」凪良さんの言葉が深いです。

2023/07/22

流浪の月を読んで、映画を観たくなって映画をみて、監督と作者の対談が載っているとしりシナリオブックも読んでみた。原作にない描写もあったし、気になって。凪良さんは映画に満足されていて、たしかによくある売りたいがための改変ではなく、作品世界を監督が理解されているからこその映像表現だと思った。映画は、横浜流星さんが凄かった。映画では横浜さん演じる亮の説明は原作よりは省かれているのに、亮の苦しさが伝わってくるような。言葉の説明がなくとも亮のキャラクターがわかる。映像の強みを感じるとともに、役者さんの凄さを感じた。

2024/04/01

shiggy

本当に必要な誰かと一緒にいることの大切さを感じさせてくれる。「愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしない。決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ」というリンダリンダの一節が頭でリフレインする。映画も観たいと思った。

2024/06/30

呼吸が清々しい太陽

周りには分からない関係ってあるよね。虐待されてた少女を保護して一緒に暮らしてた若者は、後に誘拐犯として逮捕される。年の差とか、ロリコンとかバッシングを浴びるが、法律で幸せを判断出来るほど器用では無い

2024/08/14

daichan

話題作らしい。さもありなん。 プロットがすごいし文章力もあるし、情景を浮かばせてくれる技術が素晴らしい。 kobo使い始めで折り目の付け方とかよくわからないままに読んでしまって残念。 BL作家らしい。小説は新人だけど、そっちの経歴はそれなりにあるようで。 あと、本作は解説もとても良かった。

2022/10/14

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