聖人366日事典
聖人366日事典 / 感想・レビュー
かおりんご
日本人には全く馴染みがないのだけれど、西洋(特にヨーロッパ)では、聖人に関する名称が多いのですね。サン・ジェルマン、サン・フランシスコ、サンタ・ルチアなどなど。恐らく、この本に紹介されている以上に聖人が存在すると思うのですが、ここに書かれているひとりひとりの簡単なあらましが十分に面白い。それと、当たり前なのだけれど、西洋の人の名前が聖人に由来するんだと改めてわかったのも収穫です。特に驚いたのは、大天使ミカエルがフランシスコ・ザビエルによって、日本の守護聖人にされていたことかな。読み応えがあります!
2017/02/05
すいれん
聖人のアトリビュートが知りたくて読み始めたけど、守護する対象は場所、物、シチュエーションも含めてさまざまあってそちらも興味深く。 早い時期の聖人聖女はだいたい酷い目にあっていて、深く想像しないように読み進める。フランス語読みのカナ表記がとても有難い。小鳥に説教がアッシジで、波を渡るのがパオラのフランチェスコ。…他にも二人ほどフランチェスコがいた。いろいろ引ける索引が親切。聖女マティルデからちょっとドイツとフランスの歴史を勉強したくなった。横の繋がり見つけたら歴史ってものすごく楽しくなる。
2019/09/10
カツドン支持者
沢山の聖人が簡単な逸話付きで解説されています。キリスト教創成期の聖人に殉教者が多いのが印象に残ります。特に女性が多いですね。苛烈な拷問にあっても信仰を捨てなかった強い意志と信仰心に畏敬を感じました。366日(うるう年を含む)全部に守護聖人がいますのでご自分の誕生日の聖人が誰か調べるのも面白いでしょう。私の誕生日である6月24日はイエスに洗礼授けた「洗礼者聖ヨハネ」でした。素朴なイラストも描かれていていい感じです。
2018/05/28
かうべるりこ
キッチンにおきながら、料理の合間によんでました。
2017/02/28
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