作家のおしごと
作家のおしごと / 感想・レビュー
starbro
五木 寛之は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、50年に渡る著者のエッセイ、対談、作詞、あとがき等の雑文集でした。著者は、私が生まれた年から小説を書いていました。オススメは若き頃の村上春樹との対談&ミック・ジャガーとの対談です♪
2019/03/07
あすなろ
五木寛之氏はあとがきに記されている。自分が好きな様にいつかは本を作りたいと思っていて、それが現実となった本だと。語り部だという考えから様々な方面の文書書きや登場をする五木寛之氏の基本スタンスがここにある。五木ファンというだけでなく、五木氏曰くとって散らかした仕事の様を読むのは面白い時間であった。人は変わっていく。ずっと同じではない。その時々にある無意識な物語や引き継がれている神話の世界の様なものが作家を通過して何かを書かせるとあるが、名言だと思った。
2019/03/25
るっぴ
五木寛之作品初読み。作家として、いろんな仕事をしてきた紹介。さくっと読了。
2019/04/13
aloha0307
内容・構成・編集 を五木さんご自身で…対談、ギャンブル、作詞、巻末解説、講演etc 思いのまま(とっ散らかしたぼくの仕事の一端だそうです☺)...Beatlesでいえば、ホワイト・アルバム♫だね☺ 目指すのは純文学でなく、対置されるところの、エンタメ&読みもの であり、先生 ではなく、センセイ 五木さん 作家さん と呼ばれたい...究極の無頼がそっくり分かりましたよ✿ 言語を超えて共鳴した、ミック・ジャガーとのインタビューが凄かった❣
2020/04/27
テイネハイランド
図書館本。先日読んだ講演集「七〇歳年下の君たちへ」から、すっかり五木さんの魅力にはまってしまい、本書も読んでみることにしました。小説、解説、文学賞選評、歌謡曲の作詞、コラム、講演、対談、紀行文、翻訳、---と幅広く精力的な活動を行ってきた五木さんの足跡がよくわかる内容になっています。なかでも出色なのが、ローリングストーンズのミック・ジャガーへのインタビューで、五木さんは対談も名手の域に達しているように思いました。村上春樹氏との対談でも、村上氏の経営していた喫茶店の話などはなかなか面白かったです。
2019/04/06
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