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プーチンの10年戦争

プーチンの10年戦争

プーチンの10年戦争

作家
池上彰
佐藤優
出版社
東京堂出版
発売日
2023-05-25
ISBN
9784490210828
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プーチンの10年戦争 / 感想・レビュー

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榊原 香織

ウクライナ戦争関係の報道は西側諸国のもデマ多かった。ロシア側のも知りたいと思ってたので、興味深かった。 2人の対話形式。 後半3分の1はプーチンの論文、演説の邦訳。 日本の原爆被害について触れた四州併合の調印式での演説(2020年9月30日)がめっぽう面白い。 2023年刊

2024/04/09

ta_chanko

この戦争は、2014年のマイダン革命と、それに対抗するロシアのクリミア併合から始まっている。この間のプーチンの演説を読めば、一貫して西側の攻勢からロシア世界を守ろうとしてきたことが分かる。ロシア側の考えも理解しようという気がなければ、この戦争はいつまでも終わらない。日本にいるとロシア=悪、ウクライナ=善のように感じられるが、そう単純なものではない。事実、ロシアへの経済制裁に賛同しない国も多く、ドルを必要としない経済圏も確立しつつあるように思える。

2023/11/16

Tomonori Yonezawa

県立図書館▼'23.5.30初版▼5章459頁、プーからのシグナル、7つの論文・演説(付録に全文)、宇の歴史、クリミア半島、日本は、付録はプー7つ+ゼレ3つ▼佐藤メインの本で読み応え満点。露・プーから見える世界、露はどうあるべきかと露側論理が解説付きで語られる。宇・ゼレの浅薄・嘘臭さも語られている。▼付録のプーチンの演説・論文が資料的価値が高い。▼読み終える前から感じていた「結局、米が投げ出して露の勝ち残り」との思いを強くした。西側に残った宇側は衝突前よりモラルハザードがひどくなるだろう。▼教養を高める本

2023/09/23

ランラン

多くのロシア専門家と称する人のほとんどが今回のロシアによるウクライナ侵攻はないと話していた。今後ますますロシアに関する情報に制限がかかるなかで本当の意味での専門家、つまり佐藤優氏の後継者は必要と感じた。今回はいつ戦争が終わるかはわからない。プーチンの死亡またはアメリカの方針変更によりウクライナへの支援の停止などなければ10年は続くかもしれない。ロシア弱体を目指すアメリカ、国家の総合力を試されるロシア、双方の中立で正しい情報を得ることは大事である。

2023/08/13

元よしだ

読了~~ ウクライナの地図で確認しながらの、読書、大変、おもしろかったです。また、プーチン論文の本書、引用箇所を中心の読解もよかったです。 キーワードは【キエフ・ルーシ】【ユーロマイダン革命】。。

2023/06/18

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