ブラック校則 理不尽な苦しみの現実
ブラック校則 理不尽な苦しみの現実 / 感想・レビュー
きみたけ
著者は、評論家で「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」スーパーバイザーの荻上チキ氏と、名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授の内田良先生ほか。いまだにはびこる「ブラック校則」について調査し統計データ・事例データを紹介、理不尽な校則の構造や悪影響について各分野のスペシャリストにも分析してもらい、今後校則はどう変えるべきか、いかにして変えることができるかについて語った一冊。丸坊主&おかっは・髪染め強要・パーマ禁止、「アルマーニ制服」騒動・服装に関する行き過ぎた指導、総重量10キロの学生カバンなど多数。
2024/10/29
GAKU
何でこんな校則必要なんだ⁉読んでいてムカついてきた!
2019/02/09
ゆう。
なぜ学校において校則というものがり、それが子どもの生活を縛る規則となっているのか、あらためて考えることができたように思います。まもることが優先され、その内容を吟味せずにいることが多いのではないでしょうか。多様性が尊重されるべき社会であらためて校則を見直す必要性を痛感します。そもそも憲法や子どもの権利条約よりも校則をまもることが優先されていること自体がおかしなことです。子どもの発達にとって校則がどのような意味合いがあるのか、その合理的理由も考える必要があると思います。
2018/09/22
たまきら
2018年出版、現在の日本の校則について理論武装ができる一冊です。まずはここから。彼らが集めたデータを分析し「国公立と比べると私立に校則が厳しい学校が多い」こと、偏差値との顕著な関連は見受けられないことなどが結果として紹介されており、ちょっと驚きました。先生にも生徒の監視を押し付け、時間的にも心理的にも多大な負担がかかるであろう「校則」は、見直していきたいものです。巻末の反論されたときの想定問答、気が利いています♪
2024/06/04
香菜子(かなこ・Kanako)
ブラック校則 理不尽な苦しみの現実。萩上チキ先生と内田良先生の著書。度を過ぎた理不尽な校則、ブラック校則は生徒に対する人権侵害そのもの。それを守らせなくてはいけない教師にとっても理不尽な苦しみを与えているだけ。文部科学省の指導体制に問題があると思う。
2018/10/09
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