いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編
いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編 / 感想・レビュー
とも
面白かった。 世界史しか学んで来なかったので、上手く頭に入って来ないところもあったが、通しで流れを学ぶことが出来たのと、文化が別で語られていたのもよかった。教養として学ぶのにも役に立つと思う。世界史側からの日本史と、日本史側からの世界史。両方見ていくのは楽しい。
2021/02/15
獺祭魚の食客@鯨鯢
社会人となって古典への好奇心が高まり、芋づる式に歴史や思想、源泉たしての中国・西洋思想、宗教と読書の領域が拡がっていった。 また昨年来の自宅療養とコロナ禍による内向きの風潮もあり読書量が格段にふえた。 歴史を理解するとは年号を暗記することでなく、過去の物語(HISTORY)を自分のイメージで説明できること。 日本という国、天皇が果たしてきた役割を自分の頭で考えるプロセスが楽しい。 いっきに読むことで古代から現代までを「貫く棒のようなもの」が得られれば、日本人とは何かが見えてくるかもしれない。
2020/11/08
壱萬参仟縁
《学習の手引き》4.律令体制が整備されていく過程、およびその解体していく過程を多角的にとらえておこう。班田収授法・管制などがとくに重要(19頁)。法隆寺の 玉虫厨子(ゴシ太)の台座に描かれた 捨身飼虎図(しゃしんしこず、ゴシ太)があるという(63頁)。その名称は知らなかった。最澄と空海は、南都六宗とは異なって、都市でなく 山林に入って修行し(ゴシ太)、学問でなく信仰を求めて入唐したという(107頁)。遥任国司は任国には代理として目代を派遣し、国衙を留守所と称した。留守所の政治は無責任で、地方政治は
2018/03/24
かいゆう
原始古代〜江戸時代まで。想像以上のガッツリさで、読むのが大変でした。テストのために言葉を覚えたけど、内容を分かっていない状態だったので、付録で『魏志倭人伝』や『武家諸法度』などの史料があったのがよかったです。でも、漢字の読み方が分からない(涙)日本も古代から奴隷の売買をしていたと知り、ショックを受けました。治部とか刑部とか、真田丸で知ったのですが、律令国家の頃からあったのですね。いろいろと勉強になりました。
2016/09/21
ハイちん
いわゆる教科書。通読しようと試みて挫折していた。防水ブックカバーを自作して、風呂に入るたびコツコツ読んでいた。巻末で佐藤優さんらが言っているとおり、歴史を身につけるには時間がかかるというのは痛感した。通読したぐらいではとてもとても。大変な代わりに身につければ自分の血肉となって生涯の宝物になるのだろうけど。歴史マニアになることができれば、美術館や博物館巡りを人一倍楽しめる気はする。上巻だけでけっこうお腹いっぱいだが、下巻もコツコツ読んでいこうと思う。
2019/01/05
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