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大統領のリーダーシップ

大統領のリーダーシップ

大統領のリーダーシップ

作家
ジョセフ・S. ナイ
Nye,Jr.,Joseph S.
藤井清美
出版社
東洋経済新報社
発売日
2014-10-17
ISBN
9784492212189
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大統領のリーダーシップ / 感想・レビュー

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Kiyoshi Utsugi

セオドア・ルーズベルト タフト ウィルソン フランクリン・ルーズベルト トルーマン アイゼンハワー レーガン ブッシュ(父) の8人の大統領を取り上げ、そのうちどの大統領がアメリカの絶対優位をつくり、どういう資質があったから絶対優位をつくることが出来たのかを探るもの。 最後に21世紀のリーダーシップということで、ブッシュ(息子)、オバマについても触れています。 変革型リーダーが必ずしもよいリーダーではないというのが、新鮮な主張でした。

2022/09/14

Kentaro

大統領の決定は、アメリカの卓越性の構築に大きな役割を果たしてきた。それぞれの時期において、別の人間が大統領だったら、下された決定は別のものになり、別の結果をもたらした。リーダーシップ論では、変革型こそが最も有効であると評価されがちであるが、一概にいえない。漸進型の目標を持ち、取引型のスタイルで外交政策を行った、アイゼンハワーとブッシュは、慎重に行動し、紙一重のところに存在した危機を避けつつアメリカの繁栄を支えた。漸進型・取引型のリーダーは、変革型・鼓舞型リーダーに必ずしも有効性の面で劣っていると言えない。

2019/06/03

☆ツイテル☆

フライヤー

2021/07/05

ゆきまさくん

国際政治学者で安全保障の専門家ジョセフ・S・ナイ氏の書。リーダーシップをテーマに、変革型、漸進型リーダーシップに分類し、さらに取引型スタイルと鼓舞型スタイルにアメリカ大統領を分類している。この本で取り上げているのは、セオドア・ルーズベルト、F・D・ルーズベルト、ハリー・S.トルーマンやロナルド・レーガンなど8名だが、氏による評価や分類は、日本人の私からすれば若干違和感がある。しかしながら、アメリカの指導者として絶対優位を形成した観点からの氏の見解は、参考にはなる。

2019/01/20

脳疣沼

リーダーシップの細かい分類とかあまり成功しているように思えない。本書はリーダーシップがどうとかよりも、ナイが誰のどういう決断を評価しているのか?という部分に注目して読んだ方が面白い。あと、日本の読者向けに、日本は今後どうすべきかを書いているのだが、まったくもっての正論だと思うが、こういう文章のせいで、日本はアメリカの言いなり、ナイは日本を操る悪い奴、という風になっちゃうんだよ。

2016/08/09

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