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伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本

伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本

伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本

作家
浜田宏一
若田部 昌澄
勝間和代
出版社
東洋経済新報社
発売日
2010-06-25
ISBN
9784492395332
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伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本 / 感想・レビュー

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mitei

アベノミクスに期待感が高かったのにはそういうデフレに対する嫌悪感が強かった勢力が多かったんだろうなと思う。またこのメンバーでの最新の本を出して欲しいなと思った。経済って難しい。誰もが持ってる前提条件ですら異なりそうだし。

2020/12/31

かわうそ

輸入デフレ論は論外。なぜなら、もしも安い輸入品によってデフレが起こるとすれば、世界中がデフレでなければ辻褄が合わない。しかし、(この当時)世界を見渡してみるとデフレの状態なのは日本だけであった。短期国債を買ってもあまり意味がなく、長期国債でなければ意味がない。さらに長期国債でも返済間近では効果はよく出ない。日銀は短資会社の利益のためにデフレを維持しているのではないかと勘繰りたくなる。日銀法改正によって日銀の独立が強調されたのが最悪の事態を招いたと言われても仕方がない。

2022/10/23

メタボン

☆☆☆ リフレ派の論旨の根拠となる経済学の考え方がわかりやすく解説されている。アベノミクスが始まり1年半、デフレ脱却の兆しが見え始めた。今では失われた20年は日銀の失敗が一因となっているということが浸透してきたと思う。

2014/04/22

Humbaba

一昔前は,よいデフレ,という言葉もあった.しかし,デフレが続いている現在では,そのような言葉は殆ど聞かれなくなった.デフレの一番の問題は,経済が成長しなくなってしまうことである.日本だけがそのような状態に陥ってしまっているため,大きな改革が必要になる.

2010/12/15

takizawa

2010年6月段階での現状認識に基づいて対談が行われているので賞味期限は短めだと思う。ただ,昨今の金融政策の意味を理解するには役立つ本。主張の根幹はデフレ脱却をめざし,安定的なインフレ率に戻すためのリフレ政策が必要だということ。インフレターゲットの導入により日銀に遂行責任を持たせるのも一考。短い頁数の中で,経済学者としての思いや歴史からの知見など,政策提言にとどまらず幅広く議論を展開しているので知的好奇心も満たされます。

2010/10/09

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